プロデリア・パートナーズ株式会社(本社:東京都港区)は、2026年11月1日付で経営体制を強化しました。新たに南雲よしえ氏が、COO(最高執行責任者)兼コミュニティマネージャーに就任します。代表取締役社長 CEOは、引き続き吉澤和之氏が務めます。
- 代表取締役社長 CEO:吉澤和之氏(留任)
- COO(最高執行責任者)兼 コミュニティマネージャー:南雲よしえ氏(新任)
同社は「プロダクトを市場で勝たせる」をミッションに掲げ、GTM(Go-to-Market)組織の強化と実行支援を手がけています。国内初のPMM専門コンサルティングファームで、2026年1月に創業しました。独自開発の方法論「PMM OS™」を軸に、スタートアップからエンタープライズ企業まで、GTM/PMMに関するあらゆる業務を伴走支援しています。あわせて、PMM JAPAN COMMUNITYの運営や、研修事業「Prodelia Academy™」を通じた教育事業も展開しています。
「役割はあるが職種ではない」PMMの現状
同社は2026年7月に「日本PMM市場レポート2026」を実施しました。このレポートでは、開発・マーケティング・セールスなど、職種の間で橋渡し役を担う人がいる組織が92%でした。一方で、その役割を専任の肩書きとして置いている組織は28%でした。役割としては現場に存在しているものの、職種としてはまだ定着していない状況がうかがえるといいます。
同社は、新しい職種を市場に根づかせるには、トップダウンのアプローチだけでなく、実践者同士の共鳴が欠かせないと考えています。コアな実践者が集まり、知見や熱量が周りに広がっていくことで、PMMは個人の取り組みから組織や業界へと浸透していくという考え方です。そのため同社は、コミュニティマーケティングの視点をとても重視しています。
南雲氏をCOOに任命した理由
南雲氏はこれまで、経営や事業戦略との連携を重視したカスタマーマーケティングやコミュニティ運営に幅広く携わり、実績を重ねてきました。同社の事業ではコミュニティの存在が大きく、今後の事業拡大にもコミュニティの構築と運営の知見が欠かせません。こうした理由から、同社は南雲氏をCOOに任命しました。
コミュニティと研修・伴走支援の2軸でPMMを広げる
新体制のもと、同社は次の2つの軸で、PMMのマーケット拡大と企業への実装を進めます。
- コミュニティ・イベント事業:PMM JAPAN COMMUNITYの活性化に加え、オフラインイベントやPMM JAPAN CONFERENCEなどのカンファレンス事業を拡大します。PMMの裾野を広げ、市場をつくる役割を担います。
- 研修・伴走支援:Prodelia Academy™を軸としたPMM人材育成研修と、伴走支援型のコンサルティングを提供します。企業の現場にPMMを実装する役割を担います。
コミュニティで生まれた熱量を研修と伴走支援につなげ、企業での実践事例をコミュニティに還元します。同社は、この循環によって日本にPMMを根づかせていくとしています。
南雲よしえ氏の経歴
南雲氏は、大手IT子会社、リクルート、スタートアップ・ベンチャー等を経て、SUPER STUDIOでカスタマーマーケティング・コミュニティ組織をゼロから構築しました。アーリーからグロース期のスタートアップを中心に、事業推進、PMM、既存顧客起点の体験設計、面での人間的な顧客接点構築などを幅広く統括・推進してきました。
強みは「現場主導での事業立ち上げ」と「概念の構造化と確実な実行推進」です。複数社の戦略アドバイザーを経て、プロデリア・パートナーズのCOOに就任しました。今後は、全社オペレーションの最適化と事業拡大を牽引します。