資産運用の相談サイト「資産運用ナビ」を運営するアドバイザーナビ株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:平 行秀)は、NISA口座を持つ50代の男女100人を対象に、NISAの使い方に関するアンケート調査を実施しました。
NISA口座で投資信託・株式などを持っている50代86人に、老後の生活費に、NISAと預貯金・特定口座の資産をどの順番で使うかを聞くと、「まだ決めていない」が39.5%で最も多くなりました。NISA口座の投資信託を毎月決まった金額や割合で自動的に売る「定期売却サービス」は58.1%が「知らなかった」と答え、使う順番を決めていない人に限ると82.4%でした。

調査結果のポイント
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老後にNISAと預貯金・特定口座をどの順番で使うか「まだ決めていない」50代は39.5%
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売り方は「足りなくなったときに、必要な分だけ売る」が38.5%で最多。決まった金額・割合で売る人は合わせて19.2%
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定期売却サービスを「知らなかった」50代は58.1%。使う順番を決めていない人では82.4%
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NISA口座の持ち主が亡くなったときの扱いを正しく理解していた50代は25.6%。「わからない」は65.9%
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非課税枠1,800万円を10年以内に使い切るつもりの50代は33.7%で、30代(12.9%)の約2.6倍
老後にNISAを使う順番は「まだ決めていない」が39.5%

老後の生活費や出費に、NISAと預貯金・特定口座の資産をどの順番で使うかを聞くと、「まだ決めていない」が39.5%で最も多くなりました。そのほかでは「NISAと預貯金・特定口座を並行して使う」(29.1%)と「預貯金や特定口座の資産を先に使い、NISAはなるべく残す」(25.6%)が多くなっています。「NISAの資産を先に使う」は5.8%でした。
NISA口座だけで投資している人(36人)では「まだ決めていない」が47.2%で、特定口座などでも投資している人(50人)の34.0%を上回ります。参考として、同じ調査に答えた60歳以上(32人)では31.3%でした。NISA・特定口座・預貯金を使う順番の考え方は「NISAと特定口座はどちらから取り崩す?預金も含めた老後資金の使う順番」で紹介しています。
売り方は「足りなくなったら必要な分だけ」が38.5%

使う順番を決めている52人に売り方を聞くと、「足りなくなったときに、必要な分だけ売る」が38.5%で最も多く、「まだ決めていない」が32.7%でした。毎月(毎年)決まった金額を売る人と、資産残高の決まった割合を売る人は、それぞれ9.6%です。決まった金額で売る方法と決まった割合で売る方法の違いは「投資信託はどう取り崩す?定額取り崩しと定率取り崩しの違いと積立・運用のやめ時」で説明しています。毎月使える額と資産が何年もつかは、資産運用ナビの「取り崩しシミュレーション」で計算できます。
定期売却サービスは58.1%が「知らなかった」

NISA口座の投資信託を毎月決まった金額や割合で自動的に売り、銀行口座に入金する「定期売却サービス」を知っているか聞くと、「知らなかった」が58.1%でした。「知っていて、今後使いたい」は22.1%、「使っている」は4.7%です。
使う順番を「まだ決めていない」34人に限ると、「知らなかった」は82.4%にのぼりました。同じ調査に答えた60歳以上(32人・参考値)でも59.4%が「知らなかった」と答えています。定期売却と毎月分配型の投資信託の違いは「毎月分配型の投資信託は老後の年金代わりになる?定期売却との違いと必要な元本」で解説しています。
NISAの相続を正しく理解していた50代は25.6%

NISA口座の持ち主が亡くなったとき、口座の商品がどうなるかを聞くと、正解の「家族の特定口座などに移り、その後の値上がり益には税金がかかる」を選んだ50代は25.6%で、「わからない」が65.9%でした。「家族のNISA口座に、非課税のまま引き継げる」と考えている人も7.3%います。
NISA口座で持っていた商品は、相続人のNISA口座には移せず、相続人の特定口座や一般口座に移ります。亡くなった日の時価が取得価額になるため、それまでの値上がり益に税金はかかりませんが、その後の値上がり益は課税の対象です(SBI証券「もしもに備えて知っておきたい~NISA口座で相続が起きたら~」)。相続した投資信託を持ち続けるか売るかの考え方は「相続した投資信託や株は売るべき?持ち続けるか決める方法と税金について」にまとめています。
非課税枠1,800万円を10年以内に使い切るつもりの50代は33.7%

年代別に見た、1,800万円の使い方と2025年の投資額
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30代:10年以内に使い切るつもり12.9%/2025年に年間上限の360万円まで投資5.9%/回答者数85人
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40代:10年以内に使い切るつもり14.6%/2025年に年間上限の360万円まで投資9.0%/回答者数89人
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50代:10年以内に使い切るつもり33.7%/2025年に年間上限の360万円まで投資14.0%/回答者数86人
※「10年以内」は「最短(5年ほど)で使い切りたい」と「6〜10年で」の合計/NISA口座で投資信託・株式などを持っている人
一生の非課税枠1,800万円を「いつまでに使い切るか」を聞くと、「最短(5年ほど)で」(12.8%)と「6〜10年で」(20.9%)を合わせた「10年以内」は33.7%でした。30代(12.9%)の約2.6倍です。2025年に年間上限の360万円まで投資した人も14.0%で、30代(5.9%)・40代(9.0%)より多くなっています。
NISAで新しく買うのを「あと何年くらい続けるつもりか」は、「できる限り続けたい」(32.6%)と「決めていない」(29.1%)が多くなりました。早く枠を埋めたい人が多い一方で、いつまで買い、いつから使うかの計画が固まっていない人も多いようです。1,800万円を早く埋めるかどうかの判断基準は「NISAは満額やるべき?年間360万円・1,800万円を最速5年で埋める判断基準」で紹介しています。
資産運用ナビでは、得意分野や地域からIFAを絞り込んで、NISAについて相談できます。IFAの仕組みや証券会社・銀行との違いは「IFAとは」、選び方は「おすすめのIFA」で紹介しています。
回答者の声
個別株の売り時と相続までの持ち方に迷っている
「2025年ころに買った個別株があるが、こういった株をどのタイミングで売ればいいのか、相続が発生するまでおいておくべきか、出口戦略についてまよっています。」
50代・女性
投資額が増えたので定期的に売って現金を確保している
「2024年から「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の両方を利用していますが、投資額が大きくなって、現金に余裕がなくなりました。そのため、今は定期的に売却もしながら、一定の現金比率を維持するようにしています。」
50代・男性
70歳までは取り崩さずに運用を続ける予定
「今年2026年3月にSBI証券でNISA口座を開設し、操作に慣れるためS&P 500を成長投資枠で1万円だけ購入してみました。イメージがつかめたので、6月からつみたて投資枠でオルカンを毎月5万円クレカ積立しています。(中略)70歳までは一切取り崩さずに運用を続ける予定なので楽しみにしています。」
50代・男性
総論
今回の調査では、NISAで投資している50代の39.5%が、老後にNISAと預貯金・特定口座の資産をどの順番で使うかをまだ決めていませんでした。定期売却サービスを知らなかった人は58.1%で、順番を決めていない人では82.4%にのぼります。NISA口座の相続の扱いを正しく理解していた人も25.6%でした。
一方で、非課税枠1,800万円を10年以内に使い切るつもりの50代は33.7%で、ほかの年代より早く枠を埋めようとしています。専門家に聞きたいことでも「売るタイミング」(35.0%)と「老後の取り崩し方」(28.0%)が上位で、「相続や贈与を考えた使い方」(15.0%)は30代(8.0%)・40代(3.0%)を上回りました。増やす時期の終わりが見えてきた50代にとって、使う順番と売り方を決めることが次の課題になっています。
調査概要
調査名:NISAの使い方に関する実態調査(50代の集計)
調査期間:2026年10月2日〜10月17日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:NISA口座を持っている50代の男女
有効回答数:100人(うち、NISA口座で投資信託・株式などを持っている人86人)
※比率は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
※全年代(18歳以上の378人)の結果は「NISA利用者378人の調査結果(2026年10月27日公表)」をご覧ください。本リリースは同じ調査から50代の回答を集計したものです。
本調査の引用・転載について
本調査の内容を引用・転載される場合は、出典として「資産運用ナビ調べ」と記載し、資産運用ナビへのリンクを設置してください。
資産運用ナビについて
資産運用ナビは、資産運用の相談先として、IFA(独立系の資産運用アドバイザー)を探せるマッチングサービスです。お住まいの地域や相談したい内容から、全国のIFAを検索できます。
会社概要
会社名:アドバイザーナビ株式会社
代表取締役:平 行秀
設立:2019年5月29日
所在地:〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町8-1 FinGATE TERRACE
事業内容:富裕層とIFAのマッチング事業、人材紹介業、IFAのコンサルティング事業
URL:アドバイザーナビ株式会社
本記事は、アドバイザーナビ株式会社が2026年10月31日にPR TIMESで発表したプレスリリースを原文のまま掲載しています。
元のリリース:【50代のNISA利用者100人に調査】老後にNISAと預貯金をどの順番で使うか「まだ決めていない」39.5% 定期売却サービスは58.1%が「知らなかった」