シンガポール・台湾・香港でスポットワークプラットフォーム「Flexii」を運営する株式会社FLEXII Japan(本社:東京都港区、代表取締役:林 洸太朗、キム・モクチャン)は、2026年10月1日付で大川敬三氏が同社初の社外取締役に就任したと発表しました。目的は、経営体制の強化と企業価値のさらなる向上です。大川氏は現在、AnyMind Group株式会社の取締役CFOを務めています。

3地域で事業を広げるFlexii、グループ経営の基盤づくりへ
Flexiiは2023年にシンガポールで創業しました。空いた時間に働きたい人と、人手を必要とする企業をマッチングするスポットワークプラットフォームを、シンガポール・台湾・香港の3地域で展開しています。
現在は、日本法人のFLEXII Japanを持株会社とするグループ体制をとっています。このもとで、複数の国にまたがる事業の拡大と、それを支える経営基盤の強化を進めています。
今回の人事では、多国籍な組織の運営や財務戦略に関する大川氏の知見を経営に取り入れます。あわせて、独立した立場からの監督機能を強化し、持続的な企業価値の向上を目指すとしています。
大川敬三氏の経歴:投資銀行からAnyMind GroupのCFOへ
大川氏は、デロイト トーマツ コンサルティングを経て、モルガン・スタンレーの投資銀行本部に在籍しました。同本部ではヴァイス・プレジデントとして、テクノロジー領域を中心に多数のM&Aや資金調達案件に従事しました。
2018年にAnyMind Groupに参画し、CFOとして財務戦略全般を統括しました。資金調達、M&A、株式上場を含む財務面を担いながら、グローバル組織の経営とコーポレートガバナンスの強化を牽引してきました。2023年には、同社の東京証券取引所グロース市場への上場を主導しました。
就任にあたっての各氏のコメント
大川敬三氏
大川氏は、アジア各地で人と企業をつなぎ、新しい働き方のインフラを築こうとするFlexiiの事業と、それに挑む経営陣の姿勢に共感したことを参画の理由に挙げています。一人ひとりが自分に合った働き方を選べる機会を広げ、企業の人材課題の解決にもつなげる。そうした選択肢をグローバルに広げる点に、事業の大きな可能性を感じているといいます。今後は、アジアでの事業拡大に携わってきた経験を活かし、Flexiiのミッションの実現と中長期的な企業価値の向上に貢献していくとしています。
代表取締役 林 洸太朗氏・キム・モクチャン氏
林氏は、初の社外取締役として大川氏を迎えることを「大変心強く思います」と述べました。アジアで多拠点の事業を成長させ、経営基盤を築いてきた大川氏の経験は、複数の国・地域で事業を展開する同社にとって大きな力になると確信しているといいます。そのうえで、ともに経営の質を高め、各地域でのさらなる成長を目指すとしています。
キム氏は、シンガポールで創業し、台湾・香港へと事業を広げてきた経緯に触れました。国や地域ごとに異なる市場や制度に向き合いながら事業を伸ばすうえで、アジアで多拠点の企業経営に携わってきた大川氏の知見は大きな支えになると述べています。ワーカーと企業の双方により良い働き方を届けられるよう、事業の成長と組織づくりをさらに加速させるとしています。
Flexiiは「Unlock Opportunities」をミッションに掲げています。アジアにおける「働く」体験をよりフレキシブルにし、働いた実績そのものを一人ひとりの未来の機会へとつなげることを目指しています。日本と同様に労働力不足が深刻化するアジア各国で、次のような機能を通じて柔軟に働きたい人と人手を必要とする企業をつないでいます。
- ゲーミフィケーションを取り入れたアプリ設計
- 働いた分をすぐに受け取れるウォレット機能
- シフト管理機能