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工場・OTのサイバー対策を6つの課題で整理 Listerが関連企業50社のカオスマップを無料公開

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工場・OTのサイバー対策を6つの課題で整理 Listerが関連企業50社のカオスマップを無料公開

製造現場の課題から相談先を探せるカオスマップ

製造業領域に特化した産業データベースを開発する株式会社Lister(本社:東京都港区、代表取締役:永良慶太)は、「製造業サイバーセキュリティ関連企業カオスマップ」を無料で公開した。対象は、日本国内で提供・相談・導入が可能な工場・OT向けのサイバーセキュリティ関連製品・サービスだ。提供企業50社を、製造現場が抱える6つの課題に沿って分類している。

マップとあわせて、製品・サービス、対応する課題、提供者の役割、URLなどを収録したExcelファイルも用意した。このファイルは、申し込んだ人に無料で提供される。

工場のデジタル化と遠隔保守の進展が背景に

工場のデジタル化や遠隔保守が進むなか、サイバーセキュリティ対策では、生産設備の構成や運用条件を踏まえた検討が必要になる。機器や通信の把握に加えて、保守接続の管理、既存設備の防御、復旧への備えなど、複数の対策と、それを支える体制が関わってくる。

同社はこれまで、産業の変化によって生じる需要と、関連する企業・製品・サービスを結び付けて整理してきた。今回は対象を製造現場に絞り、工場を支えるサイバーセキュリティの対策需要から提供企業を探せる資料としてまとめている。

6つの課題別カテゴリと分類の考え方

カオスマップでは、提供企業を次の6つのカテゴリに分けて整理している。

  • 工場内の接続機器・資産を把握する:OT資産やネットワーク構成を可視化する製品・支援
  • 不審な通信・侵入を検知する:通信の異常検知や監視、アラートの分析・運用支援
  • 外部からの保守接続を安全にする:遠隔保守の認証、アクセス権限、操作記録などの管理
  • 既存設備を使いながら防御する:ネットワークの分離、端末保護、パッチ適用が難しい環境向けの対策
  • 被害に備え、復旧を支援する:バックアップ・復元製品、インシデント対応支援、事前の体制整備・訓練
  • 工場に合った対策・体制を整える:リスク評価、設計・導入、工場のルール整備や教育

マップ上では視認性を優先し、各社を代表的な1カテゴリに配置している。複数カテゴリへの対応状況は、Excelのデータベースで確認できる。なお、カテゴリは課題別の分類であり、導入順序や企業の推奨順位を示すものではないとしている。

Excelデータの収録内容と想定される活用場面

特設サイトから申し込むと、企業・製品・サービスなどの詳細データを収録したExcelファイルが案内される。主な収録項目は、企業名、URL、カテゴリ、製品・サービス名、対応する現場課題、提供者の役割、開発元・国内提供経路だ。海外製品については、開発元、日本法人、国内販売代理店、導入・運用支援会社の役割を区別して掲載している。一般的なオフィスIT対策のみを扱う企業は掲載していない。

同社が想定する活用場面は以下の通り。

  • 製造業の生産技術・工場管理・DX・情報システム担当者による、課題整理と相談先探索
  • 製造業向けサービス企業による、製品の補完や協業先の検討
  • 金融機関・商社・コンサルティング会社による、対策需要と関連企業の把握

調査日は2026年10月25日で、企業公式サイト、製品資料、公式発表等を確認して作成された。資料はサイバーセキュリティ関連企業すべてを網羅するものではなく、掲載数や配置は市場シェア・性能・優劣を示すものではない。また、掲載は製品の性能評価・推奨・認証を意味せず、個別の仕様、適合性、費用、支援範囲は各提供者に確認するよう求めている。

代表取締役の永良慶太氏は、東京大学工学部を卒業し、東京大学大学院工学系研究科を修了。株式会社キーエンスに新卒入社し、三次元測定機やレーザー顕微鏡などの開発に携わったほか、画像処理アルゴリズム開発や工場における検査自動化プロジェクトに従事した。その後、ロボット開発スタートアップで経営企画を担当し、独立している。同社は、経営企画、市場調査、新規事業、営業企画などに活用できる情報の整備を進めている。

出典:株式会社Lister

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