ナインアウト株式会社は、展示会主催者向けインターフェース「Ask One EX」を使い、「イベント来場者カルテ」を構築したと発表しました。この機能は、名刺アプリ「Eight」が主催する展示会「【AI-PAX 2026 大阪】第1回 AIの実践的な活用展」(以下、AI-PAX)で、すべての出展企業に提供されます。名刺交換の体験はそのままに、来場者一人ひとりの情報を商談の現場で生かせるようにする取り組みです。
デジタル名刺を土台にした展示会運営
Eightは450万人以上のビジネスパーソンが利用する名刺アプリで、世界中の人と企業に「ビジネスの起点」を提供するイベントや展示会を数多く主催しています。Eight主催の展示会はデジタル名刺を活用して運営されています。正確な来場者情報を起点に、出展企業と来場者の双方の体験を設計できる点が特徴です。
来場者は、スマートフォンのタッチやQRコードでデジタル名刺交換を済ませられます。出展企業は、交換した相手のEightプロフィールを手がかりに来場者を把握できます。今回はこの「Eightプロフィールを前提とした展示会」という基盤を生かし、Ask One EXの「イベント来場者カルテ」をAI-PAXの全出展企業へ提供することが決まりました。
カルテで来場者の関心をその場で確認
イベント来場者カルテでは、来場者の情報や興味関心をカルテ上で確認できます。出展企業にとっては商談機会の最大化につながり、来場者にとってはより良いブース体験につながることが期待されています。
基盤となるAsk One EXは、来場者QRコードを起点としたCRM・SFAとのシームレスな連携、顧客カルテの表示、興味関心に合ったブース診断などを通じて、展示会のあらゆる顧客接点で生まれるデータを収集・活用できるインターフェースです。主催者が利用するシステムに合わせて必要なアプリケーションを組み合わせ、出展企業と来場者双方の体験向上を支援します。
Eight EXPO事務局長「より確かな商談・協業につながる場に」
Sansan株式会社 Eight事業部 Eight EXPO事務局長の岡澤氏は、AI-PAXを含むEight EXPOでは、Eightのデータとテクノロジーを生かし、受注に直結する商談を数多く生み出す仕組みづくりに取り組んできたと説明しています。その一方で、限られた接客時間の中で来場者一人ひとりの関心や課題を把握し、的確な商談につなげることは容易ではないとも述べています。
同氏によると、正確な名刺データを起点としたビジネスネットワークと、イベントというリアルな出会いの場をAIの力で掛け合わせ、より確度の高い接点を生み出す取り組みを進めているとのことです。今回のイベント来場者カルテはその一環で、Eightのデジタル名刺交換という体験を変えずに、事前に寄せられた来場者の関心・課題をその場で参照できるようにしたものです。出展社が来場者一人ひとりに合わせた対応をしやすくなることで、AI-PAXがより確かな商談・協業につながる出会いの場になることへの期待を示しています。
AI-PAX 2026 大阪の開催概要
今秋に開催されるAI-PAXは、AI初心者から上級者までが“実践的な活用”へ一歩踏み出すことをテーマにした都市型展示会です。オピニオンリーダーによる講演と6つの展示ゾーンが用意されています。
- 名称:【AI-PAX 2026 大阪】第1回 AIの実践的な活用展
- 開催日時:2026年10月29日(木)・30日(金)/1日目 10:00~18:00、2日目 10:00~17:00(基調講演9:30~)
- 開催方法:リアル開催(会場のみでの開催)
- 会場:グランフロント大阪 コングレコンベンションセンター(JR「大阪駅」、Osaka Metro御堂筋線「梅田駅」、阪急「大阪梅田駅」より徒歩5分、阪神「大阪梅田駅」より徒歩6分)
- 参加方法:事前申込制(参加費:無料)
- 参加対象者:AIによる業務効率化やAIの活用に関心のある、DX推進・経営企画・情シス部門の担当者、経営層、営業・マーケティング部門の担当者、人事部門の担当者、バックオフィス部門の担当者
ナインアウト株式会社(代表取締役 石野 真吾)は2014年7月2日に設立され、東京都港区東新橋に本社を置いています。あらゆる顧客接点で営業機会を逃さない「Ask One」、顧客とブランドのつながりを強くする「CREATIVE SURVEY」、心躍る体験から企業と顧客をデータでつなぐ「Fan Fan Fan」を開発・提供しています。
出典:ナインアウト株式会社