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オートクリプト、ITS世界会議2026でV2Xから運用支援までのモビリティ向けサイバーセキュリティを紹介

オートクリプト、ITS世界会議2026でV2Xから運用支援までのモビリティ向けサイバーセキュリティを紹介 DX・テクノロジー

自動車・モビリティ領域を中心に、フィジカルAI時代を見据えたサイバーセキュリティソリューションを展開するオートクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、本社:韓国・ソウル、代表取締役:李錫雨)は、「第32回ITS世界会議江陵(32nd Gangneung ITS World Congress 2026)」に出展しました。会期は2026年10月19日から23日まで、会場は韓国・江陵(カンヌン)のOlympic Parkです。同社はV2Xセキュリティから車載サイバーセキュリティの検証・運用支援まで、次世代モビリティ環境を支えるソリューションを紹介しました。

同社は2026年10月15日に発表された国際的な自動車技術アワード「2026 AutoTech Breakthrough Awards」で、「Automotive Cybersecurity Company of the Year」を受賞しています。受賞の理由として、車両ライフサイクル全体にわたるサイバーセキュリティ技術と、包括的なセキュリティアプローチが評価されました。

つながる車が広げる、セキュリティの守備範囲

SDV(Software-Defined Vehicle:ソフトウェア定義型車両)、自動運転、協調型ITS(Cooperative Intelligent Transport Systems:C-ITS)、EV充電インフラが普及するにつれて、車両の接続先は道路インフラやクラウドなどにも広がっています。これに伴い、自動車サイバーセキュリティでも、製品単位で脆弱性に対処するだけでは足りなくなっています。開発、検証、認証、運用、市販後の管理まで、車両ライフサイクル全体を見据えて体系的に対応することが重要になっています。

法規制や国際規格への対応も、こうした動きを後押ししている要因の一つです。具体的には、国連欧州経済委員会(UNECE)の自動車サイバーセキュリティに関する規則「UN-R155」、ソフトウェアアップデートに関する規則「UN-R156」、自動車サイバーセキュリティエンジニアリングに関する国際規格「ISO/SAE 21434」への対応が挙げられます。さらに、車両・インフラ・サービスが相互につながる環境では、規制や規格に適合するだけでは十分ではありません。異なるシステム間の信頼性を確保し、安全な接続を継続して維持することも重要な課題になっています。

こうした背景から、オートクリプトは今回の出展テーマに「Beyond Connectivity, Building Trust」を掲げました。モビリティのさまざまな接続領域にセキュリティを組み込み、信頼できるエコシステムの構築を支援する技術とソリューションを披露しました。

展示の柱となった2つの領域

V2Xセキュリティで協調型ITSの信頼基盤をつくる

自動運転や協調型モビリティが高度化するなか、V2X(Vehicle-to-Everything)通信の信頼性確保が重要になっています。V2X通信とは、車両同士や車両と道路インフラの間で情報をやり取りする通信のことです。オートクリプトは、V2X通信における認証や証明書管理などを支援するセキュリティ技術を提供し、車両とインフラの間でやり取りされる情報の信頼性を確保することで、安全な協調型ITS環境の構築を支援しています。

今回の展示では、地域ごとの要件や規格の違いを考慮したV2Xセキュリティ技術を紹介しました。あわせて、相互につながる交通環境で信頼基盤を築くためのアプローチを示しました。

開発から運用まで一貫して支えるセキュリティエンジニアリング

車両のソフトウェア化が加速しており、開発段階のテストや市場投入前の検証だけでは、サイバーセキュリティを確保し続けることが難しくなっています。そのため、車両ライフサイクル全体を通じてセキュリティレベルを評価し、変化する脅威に継続的に対応できる仕組みが求められています。

オートクリプトは、車両ライフサイクル全体を対象としたセキュリティエンジニアリングサービスを提供しています。主な内容は次のとおりです。

  • サイバーセキュリティ関連の法規制・国際規格への対応支援
  • セキュリティ評価・検証
  • コンサルティング
  • 運用段階におけるモニタリングやインシデント対応

今回のITS世界会議では、これらの技術とサービスを組み合わせ、開発から検証、認証、運用までを一貫して支援する体制を紹介しました。

代表が語る「つながりへの信頼」

代表取締役の李錫雨氏は、「モビリティの価値はつながるものが増えるだけで生まれるわけではありません。重要なのは、そのつながりを人々や企業が信頼し、安心して利用できることです」と述べています。そのうえで、車両のソフトウェア化や自動運転、協調型ITSの進展によって、セキュリティ対策の対象が車両内部からインフラやサービスへと広がっていると指摘しました。今後については、「これまで自動車サイバーセキュリティ分野で培ってきた技術を生かし、コネクテッドモビリティ社会の信頼を支えるセキュリティ基盤の構築に取り組んでまいります」とコメントしています。

出典:AUTOCRYPT Co., Ltd.

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