株式会社コピーライター(代表取締役:はせがわてつじ)が、noteのメンバーシップを使った社員募集を行っています。入社に履歴書や面接は必要なく、コピーライターとしての経験も問われません。メンバーシップは通常月額100円ですが、現在は最初の1ヶ月を無料で利用できます。なお、もともとの料金は1,111円だったとしています。

「コピーを書く打席」に誰でも立てる仕組み
社員はチャットグループに参加し、企画に加わったり、コピーを提案したり、ほかの社員のアイデアを見たりできます。見ているだけの参加でもかまわないとしています。はせがわ氏は、社員になればコピーを書く打席には誰でも平等に立てると述べています。
はせがわ氏によると、キャッチコピーを書いているとドーパミンが出るような瞬間が訪れることがあるといいます。たとえばPeachの11周年コピーを考えた際には、お客様を驚かせたいという要望があり、Peach航空だから「桃」、飛行機だから「機」、周年だから「期」という要素がうまく噛み合ったそうです。同社は、こうした感覚を味わえるほど書きたい人、つまり「ドパ書き」したい人に向けて入社を呼びかけています。
11月の企画で社員と考えたいコピー
同社は11月の30日間、毎日プレスリリースを出す企画を進めています。そのなかには、社員と一緒に考えたいコピーとして次のテーマが含まれています。
- 不要なチラシの投函を防ぐコピー
- ビニール傘の盗難を防ぐコピー
- チャッピーよりコピーライターに頼みたくなるコピー
- 島根県のお米のネーミングとコピー
うまくいけば、これらが実績になるとしています。はせがわ氏は、コピーライターとしての収入を上げるには実績を積むほかないと考えているといいます。また、Xのプロフィールや名刺にコピーライターと書いていても、どんなコピーを書いているのかを問われて答えられなければコピーライターとは言えない、というのが同氏の考えです。

社員の実績と、提案から生まれたコピー
同社の社員は、自身の書いたコピーを答えられるとしています。その例として、西村直進さんと坂之上亜紀さんの実績が紹介されています。西村さんの例として紹介された広告は、雑誌『宣伝会議』にも掲載されました。
はせがわ氏は、このふたりのコピーの提案には何度もドーパミンが出たことがあると述べています。駅の雑学をコピーにする企画では、JRでは「四谷」駅、東京メトロでは「四ツ谷」駅と表記が異なる点があり、そこから西村さんが「線路はツ付くよどこまでも」という案をチャットに送ってきたといいます。
坂之上さんのコピーで、はせがわ氏に最初にドーパミンが出たのは、ショッピングセンターの周年コピーです。施設名に「i」が入っていたことから、「i」をロウソクに見立てた「iを灯そう。」という案でした。この案は残念ながら形にはならなかったものの、はせがわ氏は今でも覚えていると述べています。

株式会社コピーライターと代表・はせがわてつじ氏について
株式会社コピーライターは平成27年7月7日(2015年)設立で、「コピーライター輩出企業」をビジョンに掲げています。キャッチコピー、ネーミング、スローガン、シナリオ、演説、つぶやき、ラブレターなど、あらゆる言葉の探究と制作を行うコピーライティング事業を手がけ、広告の企画やデザイン、キャンペーンの立案、ミッションやビジョンの制作、ワークショップなどもよく行っています。
代表のはせがわてつじ氏は島根県松江市生まれ。大学で哲学を学び、卒業後はリクルートで求人広告制作に携わりましたが、リーマンショックで無職となりました。その後、面白法人カヤックを経て、2015年7月に同社を設立しています。カヤック、Birdmanを言葉の力で上場に導いたとしており、主な仕事には『悪魔のおにぎり(ローソン)』『噂通り(広島県可部)』『お父さん、オレの奨学金を使いこんでくれてありがとう。(AIクレジット)』『元カレが、サンタクロース。(なんぼや)』『内定辞退率日本一の反省。(株式会社浅野)』『10代のうちに、初体験しよう。(和歌山リア10プロジェクト)』などがあります。
出典:株式会社コピーライター