札幌市に本社を置く株式会社オロパス(代表取締役:藤井慎二郎)は、自社で開発・提供するSEO/LLMO/AIO統合ツール「パスカル」に新機能をリリースしました。管理しているWebサイトのAI引用状況を一覧で確認できる機能です。AIに引用されている可能性の高いページと、そのページが引用されているクエリを自動で紐づけて表示します。これまで1件ずつ手作業で確認・整理していた情報を、一瞬でリスト化できるようになりました。

AI検索対策の第一歩で生じていた手作業の負担
AI検索対策に取り組むとき、最初に押さえたいのは「自社サイトのどのページが、どのようなクエリで引用されているか」という現状です。ただ、これまではGoogleサーチコンソールのデータを見ながらクエリとページを1件ずつ照合し、リストにまとめる必要があり、多くの時間がかかっていました。
さらに、サーチコンソールの通常画面で確認できるクエリは最大1,000件です。表示回数が少ない長文クエリなどはこの範囲に入りにくく、確認したい情報を見つけにくいという課題もありました。オロパスはこうした状況を受け、AI引用状況の確認とリスト化を効率化する機能を追加しました。パスカルでは最大50,000件の情報を確認でき、ページとの紐づけも自動化されます。手作業で時間をかけていた調査・整理を一瞬で済ませ、浮いた時間を分析や改善施策の検討に使えるようになります。

新機能の4つの特徴
- AIに引用されている可能性の高い記事を一瞬でリスト化:管理しているWebサイトのうち、AIに引用されている可能性が高いページを一覧で確認できます。調査結果を1件ずつ転記する必要がなく、自社サイトや支援先サイトのAI引用状況をすぐに把握できます。
- クエリとページを自動で紐づけ:AI引用につながっているクエリとページを同じ画面に表示します。クエリごとにページを調べ直す手間が減り、具体的な質問や検索ニーズと、引用されているコンテンツの関係をまとめて確認できます。
- 通常画面の50倍、最大50,000件の情報を確認:サーチコンソールの通常画面で確認できる情報が最大1,000件であるのに対し、パスカルでは最大50,000件を確認できます。表示回数の多いクエリに加え、通常画面では見つけにくい長文クエリなども含めて現状分析を進められます。
- ボタン一つでレポート化:確認したAI引用状況は、ボタン一つでレポートにできます。事業会社の社内報告のほか、SEOコンサルティング会社やWeb制作会社などによるクライアントへの報告にも活用できます。
調査からリスト作成、報告資料の作成までの負担を減らし、分析や改善提案をスムーズに進められるよう設計されています。

AIに引用されているページを見分ける仕組み
手がかりは質問クエリでの「1位」
20〜30字以上の文章形式の検索(質問クエリ)では、多くの場合AIオーバービューが表示されます。そして現在のGoogleの仕様では、AIオーバービューに引用されたページには、Google Search Console上で同じ掲載順位が割り当てられます。このため、質問クエリで「1位」になっている記事は、AIオーバービューに引用されている可能性が高いと考えられます。この仕組みを使うことで、どの記事がどのような質問で引用されているかが見えてきます。
想定ユーザーとパスカルの位置づけ
今回の機能は、自社サイトを運営するWebマーケティング担当者や、Webサイトの運用・改善を支援する企業向けです。「AIに引用されている記事をまとめて把握したい」「引用されているクエリとページをセットで分析したい」「AI検索対策の状況をクライアントに報告したい」といった業務を支援します。パスカルはAI引用状況の把握に加え、キーワード選定や記事作成、既存記事のリライトなどにも対応しており、現状分析からコンテンツの改善まで、SEO・AI検索対策に必要な作業を幅広くカバーしています。
パスカルは2014年の提供開始以来、Webマーケティング会社やSEOコンサル会社から一般事業会社のマーケティング担当者まで幅広く利用されており、2026年10月時点の導入社数は2,900社以上です。今回の新機能のほか、AI検索でのブランドの言及状況を調査できる「ブランドチェッカー」、取材型AIライティング機能「パスカルチャット」、キーワード選定、競合サイト調査などの機能を備えています。なお、4日間の無料体験も用意されています。
出典:株式会社オロパス