構想の概要と背景
「売れるみらいビジョン構想」は、「AIで見つけ、資本で加速し、マーケティングで伸ばす」ことを基本的な考え方としています。この構想は、単に成長企業へ資本を提供するだけでなく、AI・データサイエンスで企業の成長可能性を発見し、みらい證券をはじめとする関係事業者の金融・投資領域の知見で資本面から後押しし、さらに売れるネット広告社グループのマーケティング力で売上・利益の成長まで支援することで、対象企業の企業価値向上を目指すものです。
この構想の背景には、売れるネット広告社グループが新経営体制のもとで進めてきた二つの提携があります。一つは2026年8月20日に締結した一般社団法人日本情報技術協会とのAI分野における戦略的パートナーシップ、もう一つは2026年9月10日に開始したみらい證券とのM&A・資本戦略・企業価値創造領域における業務提携です。売れるネット広告社グループは、これらの提携と自社が培ってきたマーケティング力を組み合わせることで、新たな企業成長支援モデルへ発展させることができると考えています。
「AI×投資×マーケティング」による企業価値向上
1. AIで企業の成長可能性を発見
日本情報技術協会との戦略的パートナーシップを活用し、AI・データサイエンスを企業の探索・分析や投資判断支援へ活用することを検討します。従来の財務情報に加え、技術力、商品・サービス、知的資産、人的資本、ブランド、顧客基盤、データ、マーケティングによる改善余地等も分析することで、現在の業績や企業価値だけでは見えにくい企業の「未来価値」を見つける仕組みの構築を目指すとしています。
2. 資本戦略で成長を加速
みらい證券が有する非上場株式の企業評価、M&A、セカンダリー、資本政策、ファンド組成等の金融・投資領域の知見を活用し、企業の成長ステージや経営課題に応じた資本戦略を検討します。売れるネット広告社グループは、本構想においてファンドの組成、募集、運営その他金融商品取引業等に該当する事業を自ら行うことは予定していません。
3. マーケティングで売上・利益を伸長
本構想の大きな特徴は、資本戦略の実行後の企業成長に売れるネット広告社グループ自身が関与する点です。同社グループが培ってきたマーケティング、広告、EC・D2C、CRM、AI、営業、BPO、DX等の経営資源を投資先企業の課題に応じて活用し、商品・サービスの販売拡大や新規顧客の獲得、業務効率化等を支援することで、売上・利益の成長と企業価値向上を目指すとしています。
企業価値創造を継続的に生み出す仕組み
「売れるみらいビジョン構想」では、成長可能性のある企業を発掘・分析し、資本戦略を検討するだけでなく、その後の成長支援から企業価値向上までを一貫して行い、そこで生まれた成果を次の成長投資へつなげていく循環型のモデルを目指します。企業の成長段階や経営方針に応じて、IPO、M&A、セカンダリー等を含む多様な選択肢を関係事業者と検討し、継続的な企業価値創造のサイクルを構築していく考えです。
「GROWTH STRATEGY 2027」における位置付け
この構想は、売れるネット広告社グループが掲げる「GROWTH STRATEGY 2027」のうち、STRATEGY 03「MARKETING M&A」、STRATEGY 04「AI TRANSFORMATION」、STRATEGY 05「NEXT GROWTH ENGINE」の3つを横断する取り組みとして位置付けられています。

今後の展開と業績への影響
本構想は現時点において検討段階であり、ファンドの具体的な投資スキーム、投資金額、投資対象、投資基準、開始時期等について決定した事実はありません。今後、みらい證券をはじめとする関係各社との協議を進めながら、具体的な内容を決定していく予定です。本件による2027年7月期の連結業績への影響は現時点では未定であると発表されました。
売れるネット広告社グループ株式会社
