開発の背景
近年、人的資本経営の浸透、事業承継の増加、グループ経営や事業ポートフォリオ再編の進展に伴い、企業における次世代リーダー・経営人材の計画的な育成ニーズが高まっています。特に上場企業やグループ企業、中堅企業においては、CxO候補に対し、全社視点での戦略的意思決定能力、事業変革推進力、将来構想力が強く求められる状況です。
一方で、多くの企業では経営人材の育成が十分に進行しておらず、経営者への意思決定の集中や、重要テーマに関する判断の属人化といった課題が指摘されています。また、長期ビジョンを策定しても、現場で「自分ごと」として捉えられず、実行に結びつかないケースも少なくありません。このような背景から、経営者と同じ視座で物事を考え、戦略を実行できる経営人材の計画的な育成が、企業にとって喫緊の経営課題となっています。
プログラムの概要
本プログラムは、将来の経営体制を見据えた参加メンバーの選定から、プログラム設計、スキル別研修、そして経営者への報告に至るまで、3つのフェーズを通じて経営人材の成長を支援します。

1. プログラム設計
経営者へのヒアリングを通じて、将来の経営体制や事業課題に基づいた必要な人材像を明確化し、参加メンバーを選定します。同時に、同社が独自開発した経営者向け人材アセスメントツール「Executive KARTE®」を活用し、診断結果に基づいて育成ポイントを具体化します。これにより、カリキュラムやコーチングの効果を最大化します。プログラム終了後にも同ツールを用いた再診断を行うことで、実施成果が可視化されます。
2. スキル別研修
将来の経営を担う人材に必須とされる3つのスキル研修が提供されます。企業の課題や育成テーマに応じて、単独または組み合わせて受講できる体系的なプログラムです。
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ヒューマンスキル研修: 経営人材として求められる価値観や判断基準への理解を深め、事業責任者としてのマインドセットを形成します。
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事業スキル研修: 市場、顧客、自社の強みを捉え、外部環境の変化を踏まえながら、自社の成長戦略を構想できる事業スキルを習得します。
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経営スキル研修: 全社最適の視点から、組織、人材、財務を総合的に捉え、自社の持続的成長に向けた経営構想を描く力を養成します。
3. 経営者レビュー
プログラムの実施結果は、アセスメントツールの診断結果も踏まえて可視化され、経営者に報告されます。これに加え、対象者に今後期待される役割や方向性についての認識を共有し、実行テーマおよび人材登用の方向性を整理します。
サービス推進責任者

本サービスの推進責任者は、株式会社タナベコンサルティング 執行役員 戦略総合研究所 本部長の人材育成&アカデミーコンサルティング担当である細江 一樹氏です。細江氏は、早稲田大学大学院経営管理研究科を卒業(経営学修士、MBA)し、商社の企画営業を経て同社に入社。学校・教育業界における経営改革やマネジメントシステム構築に強みを持ち、人事制度を通じた人材育成や、女性・グローバル人材の活躍推進にも高い評価を得ています。
タナベコンサルティンググループについて
タナベコンサルティンググループ(TCG)は、1957年創業の日本の経営コンサルティングのパイオニアであり、東証プライム市場に上場しています。「企業を愛し、企業とともに歩み、企業繁栄に奉仕する」という経営理念のもと、「その決断を、愛でささえる、世界を変える。」というパーパスを掲げています。現在、グループ8社、970名以上のプロフェッショナル人材を擁し、国内外の中堅企業を中心とした大企業から中規模企業のトップマネジメントを主要顧客として、創業以来22,100社以上の支援実績を有しています。

TCGは、トップマネジメントアプローチにより経営戦略の策定からプロフェッショナルDX/AXサービスによる経営オペレーションの実装・実行まで、チームコンサルティングを通じて経営の上流から下流までを一気通貫で支援する独自の経営コンサルティングモデルを、国内地域密着のみならずグローバルにも展開しています。