大学生向け学習管理SNS「Penmark」を開発・提供する株式会社ペンマーク(本社:東京都目黒区、代表取締役:横山直明)は、「大学生のお金と就活に関する実態調査」を実施しました。シリーズ第2弾となる今回は、大学生の投資と資産形成に関する結果をまとめています。「すでに投資をしている」と答えた大学生は28.0%で、そのうち85.1%がNISAを利用していることがわかりました。

調査の概要
調査対象は「Penmark 公式LINEアカウント」を利用中の学生です。LINEユーザーを対象としたスマートフォンWeb調査で、2026年8月6日〜8月17日に実施されました。概要は以下のとおりです。
- 有効回答数:239人
- 内訳:学部・短大1年 58人、2年 30人、3年 53人、4年 85人、5年以上 5人、大学院生 8人
- 表記:大学院生・短期大学生・高等専門学校生を含めて「大学生」としている

投資への関心は9割超、実践者の多くはNISA
「すでに投資をしている」は約3.6人に1人
投資の状況を尋ねたところ、「すでに投資をしている」は28.0%で、約3.6人に1人に相当します。「興味はあるが、まだ始めていない」の38.1%を加えると66.1%となり、さらに「少し気になる程度」の25.9%まで含めると、投資に関心を持つ学生は9割を超えました。
運用手段はNISAとポイント投資が中心
投資をしている学生(n=67)が使っている運用手段は、「NISAでの投資信託・株式」が85.1%で最も多く、「ポイント投資」が44.8%、「NISA以外での株式投資」が34.3%で続きました。一方、「暗号資産」は4.5%、「FX」は3.0%にとどまり、両者を合わせても1割未満です。学生の投資は、NISAやポイント投資を軸にした資産形成が主流となっています。
壁は「元手」と「始め方」
投資をしていない学生(n=172)に理由を聞くと、「お金(元手)に余裕がない」が36.6%、「何から始めればいいか分からない」が33.7%で、この2つが大きな障壁となっていました。「興味はあるが、まだ始めていない」学生(n=91)に絞ると、「お金(元手)に余裕がない」は45.1%に上ります。
どのような条件があれば始めてみようと思うかについては、次の項目が上位に挙がりました。
- 少額(数百〜千円)から始められる:48.3%
- 無料でお試し・体験ができる:43.0%
- 分かりやすく教えてくれる人・コンテンツがある:37.8%

金融教育の認識と詐欺への不安
1・2年生でも過半数が「学校で学んでいない」
2022年度からの高校学習指導要領の改訂により、金融経済教育の内容は拡充されています。しかし、高校までの授業で投資や資産形成について学んだかを尋ねると、「学んでいない」が62.3%で最多でした。学年別では、1・2年生(n=88)の52.3%、3年生以上(n=143)の66.4%が「学んでいない」と回答しています。なお、この設問は学生本人の認識を聞いたもので、高校で実際に履修したかどうかを確認したものではありません。
また、「学んだ(内容も覚えている)」と答えた学生(n=22・参考値)の投資実施率は59.1%で、「学んでいない」層の24.8%の約2.4倍でした。
投資詐欺、「見分け方が分からない」が25.1%
投資詐欺や怪しい勧誘については、「特に気にしたことはない」が42.7%で最多でした。その一方で、「周囲(友人・SNS)で見聞きしたことがある」は28.5%に達し、「不安はあるが、見分け方が分からない」も25.1%ありました。この2つを合わせると53.6%になります。「実際に勧誘・被害にあったことがある」との回答も3.8%見られました。

関心に原資と手順が追いついていない
ペンマークは今回の結果について、投資への関心はあっても、始めるための原資と手順が追いついていない様子がうかがえるとしています。あわせて、1・2年生でも過半数が「学校で学んでいない」と認識していることや、投資詐欺を周囲で見聞きした学生が約3割いて、25.1%が「見分け方がわからない」と答えたことから、防犯知識が十分に浸透していない様子もうかがえると総括しています。
出典:株式会社ペンマーク