組織行動科学®の研究・教育開発を手がけるリクエスト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:甲畑智康)は2026年11月1日、共通ナビゲーション「今の仕事から、次の一歩を。」を公開しました。研究・実践資料への行き先を、仕事の場面から選べるWeb上の案内です。同社は、980社・延べ33.8万人の働く人のデータを研究・教育開発の基盤としています。
仕事を教える、任せる、経験を見直す、新しい価値を考える。こうした場面で何を読めばよいかを、資料の名前や専門用語から探し始めなくても選べるようにしました。閲覧に登録は不要で、ブラウザーから利用できます。

六つの入口から、身近な場面を選ぶ
同社は2026年10月から、組織行動科学®の研究の背景、仕事の見方を比べる体験、実践ガイドや各実践室を整備してきました。今回のナビゲーションは、内容を詳しく読む前に「自分の仕事とどう関係するか」「そこで何ができるか」を見渡すための共通の入口として位置づけられています。
入口は次の六つです。
- 教える・任せる
- 仕事や判断を見直す
- 新しい価値を考える
- 研修・組織の取り組みを考える
- 考え方と研究を知る
- まだ選べない
目的が決まっている人は関係するテーマへ、まだ決まっていない人は身近な一場面から進めます。テーマを選ぶ前に、悩みや目的を文章で入力する必要はありません。テーマを選ぶと仕事場面の絵と短い説明が切り替わり、「新しい見方」「研究で確かめる」「一つ試す」の三つから、今知りたいことを選べます。

「新しい見方」「研究で確かめる」「一つ試す」を同じ画面で
「新しい見方」では、仕事を捉え直すための短い手がかりを読めます。「研究で確かめる」では、そのテーマに関係する研究の概要と出典をたどれます。「一つ試す」では、次の仕事で確かめる具体的な行動の案が紹介されます。
三つは順番にこなす課題ではなく、新しい見方を知るだけにする、研究を詳しく読む、試すことから選ぶなど、読み方は利用者が決められます。また、研究で示されていることと、同社が仕事で試すために提案する行動は、区別して説明されています。
「教える・任せる」で示される行動の例
たとえば「教える・任せる」では、「教えたことが、仕事で使われるには?」という問いを起点に、教える内容だけでなく、使う機会や周囲の支援にも目を向けます。行動の案としては、教えた後に「これを、どの仕事で使えそうですか?」と聞いてみる、具体的な場面が返ってきたらその場面に沿う例を添える、答えにくそうならこちらから場面を一つ示す、といったものです。相手の反応を見ながら、教える側も関わり方を確かめ直すための入口が用意されています。

全体案内で選び直しも可能、「行動テクノロジー®」の取り組みの一つ
画面下段には、考え方・研究、実践、資料、相談など、目的別にまとめた全体案内を設けており、いま選んだテーマとは別の内容へいつでも選び直せます。既存の各サイトにある詳しい内容や機能へつなぐ構成で、同じ記事を別の場所に複製する形にはしていません。
今回のナビゲーションは、組織行動科学®を共通の基盤に、研究や実践の内容を案内・選択などの使える仕組みにつなぐ「行動テクノロジー®」の取り組みの一つです。同社は、知ることの面白さを保ちながら、自分の仕事で確かめたいときには小さな一歩を選べる環境を整えていくとしています。リクエスト株式会社は2020年10月2日の設立で、働く人の経験と、仕事の条件、相手との関係、周囲の支援を捉えた研究・教育開発を行い、研究の背景や仕事で確かめるための資料を自社サイトで公開しています。
出典:組織行動科学®︎