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システム上のイベントを起点に最短数秒で自動発信、アセンドが「メガコール」に「即時発信API」を11月1日から提供

システム上のイベントを起点に最短数秒で自動発信、アセンドが「メガコール」に「即時発信API」を11月1日から提供 DX・テクノロジー

株式会社アセンド(東京都新宿区、代表取締役:佐藤 博)は、自社開発のオートコールシステム「MEGA-CALL(メガコール)」に新機能「即時発信API」を追加し、2026年11月1日から提供を始めます。企業のシステムからAPIをリクエストするだけで、電話を即時に発信できる機能です。

接続できるのは、CRM・SFA、基幹システム、予約管理システム、Webサイト/アプリなど、企業がすでに運用しているシステムです。申込の登録、未入金データの発生、予約日時の接近といったシステム上のイベントをきっかけに、APIリクエストから最短数秒で自動発信します。成功・不通・留守電・プッシュ入力結果などの発信結果も自動で企業側のシステムへ返却されます。これにより、発信リストの作成・投入から結果の手入力まで、これまで人が担ってきた一連の作業が不要になります。

システム上のイベントを起点に最短数秒で自動発信、アセンドが「メガコール」に「即時発信API」を11月1日から提供

オートコール運用に残っていた「前後の手作業」

申込確認、発送通知、督促、契約更新案内、予約リマインドといった定型の電話連絡は、これまで二つの方法で処理されるのが一般的でした。コールセンターのオペレーターが1件ずつ手動で対応するか、オートコール用のリストをその都度作成して一斉発信するかです。同社には導入を検討する企業から、機能を高く評価する声とあわせて、運用面の課題も多く寄せられてきました。

課題として挙がったのは、発信のたびにリストを手作業で作成・投入する負担と、発信結果を自社システムへ手入力することで生じるタイムラグや入力ミスです。オートコールを使っても、次の3つの作業は人の手に残っていました。

  • 発信したいタイミングで、人がリストを抽出する
  • 抽出したリストをCSV等で投入する
  • 発信後、結果を管理画面から自社システムへ転記する

件数が増えるほど工数と誤りが増え、発信結果が顧客情報に反映されるまでのタイムラグも避けられません。加えて、数十件規模の小規模な連絡ほど、この手作業のコストは相対的に重くなります。1日に数件しか発生しない確認連絡のためにリスト作成の手順を踏むのは現実的ではないため、自動化したくてもできない電話業務が数多く残されてきました。「即時発信API」は、この2つの構造的な課題をシステム間の直接連携で解消するために開発されました。

連携の仕組みと3つの特長

即時発信APIは、発信の指示(発信API)と結果の取得(結果取得API/プッシュ通知)の双方向でデータを連携します。流れとしては、まず企業側のシステムで申込登録、未入金フラグの立上げ、予約日の前日などの発信トリガーが発生します。次にシステムから発信リクエストが送信され、メガコールが合成音声または録音音声による音声応答で対象者へ自動発信します。最後に、発信結果が即時に企業側のシステムへ返却されます。REST APIに対応しているため、既存の業務フローやシステム構成を大きく変えずに組み込めます。

最短数秒の即時発信とリアルタイムの結果確認

外部システムからのリクエストをトリガーに、最短数秒で自動架電を実行します。結果は即時にコールバック(プッシュ通知)されるため、認証コードの案内や障害発生時のエスカレーション連絡のようにリアルタイム性が求められる用途でも、発信から次のアクションまでが途切れません。数十件単位の即時発信に適しており、予約発信と即時発信の双方に対応します。

シンプルなAPI設計で開発・実装コストを最小化

開発者向けにRESTful APIを採用し、API仕様書とサンプルコードを用意しています。契約の検討段階から仕様書の提供とテスト環境(検証用アカウント)の案内を受けられます。そのため、本番導入前に自社システムとの疎通確認・動作検証を済ませてから運用を始められ、既存システムの改修は最小限に抑えられます。

音声設計の自由度で重要連絡を支える

同社は、メールの見落としやSMSの受信拒否に対し、電話発信は到達性の面で有効な手段だとしています。音声は用途に応じて選べます。選択肢は、用意されたバリエーションから柔軟に選択・設定できる合成音声、プロのナレーションや社内担当者の声を使う録音音声、ボタン押下・音声入力によるシナリオ分岐の3つです。シナリオ分岐では、回答結果に応じたメッセージ再生やオペレーターへの転送ができます。企業のブランドトーンを保ちながら、用件に応じたきめ細かな応対を自動化できます。

「一斉発信」と「即時発信」を同じ基盤で使い分け

オートコールは、用意したリストに一括で発信する「一斉発信型」として普及してきました。世論調査・アンケート、大規模な督促通知、販促案内など、対象件数が多く、発信タイミングを企業側で設計できる業務に向いています。一方の「即時発信型」は、顧客の行動やシステム上のイベントを起点に、必要な1件を必要な瞬間に発信する方式です。件数の大小よりも「いつ発信するか」が業務の価値を左右する場面で効果を発揮します。申込直後の確認、入金期日の経過、予約前日のリマインド、不正検知時の本人確認などが該当します。メガコールは1時間に最大30万コールの大量発信を支える基盤を持ち、その上で一斉発信と即時発信の双方を同一サービスとして提供しています。繁忙期の一斉発信と日常的な即時発信を、同じ運用体制で扱えます。

想定される活用シーンは、業種別に次のとおりです。

  • 通信販売・EC:申込内容の確認、発送通知、未入金の督促
  • 金融・保険:契約更新の案内、未入金の督促、審査結果の通知
  • 不動産・住宅:内見日のリマインド、契約手続きの案内、入居時審査の連絡
  • 医療・クリニック:予約日のリマインド、キャンセルの確認、順番待ちの呼び出し
  • その他:セキュリティチェック時の本人確認コール、コールセンターの折り返し電話、障害発生時のエスカレーションコール、飲食店・病院の順番待ち呼び出し

導入の流れと料金

導入は、サービス契約締結、アカウント作成、API連携設定、音声シナリオ作成、音声シナリオ設定、疎通確認を経て、利用開始となります。契約から本番利用開始までは専任スタッフが伴走し、検討段階でのAPI仕様書の送付、要件確認、テスト環境での検証にも対応します。料金(税抜)は次のとおりです。

  • 初期費用:50,000円(050番号1つ、音声シナリオ1本の設定作業を含む)
  • 月額基本料金:50,000円(発信チャネル5ch、追加は10,000円/1ch)

税込では、初期費用・月額基本料金ともに55,000円、追加チャネルは11,000円、シナリオ追加は55,000円です。提供開始日は2026年11月1日(日)です。

アセンドは2003年12月の設立以来、音声・電話領域に特化してきました。CTI・CRM・SFAの自社開発、コールセンターの構築・運営支援、オートコール事業、選挙情勢調査事業を一貫して手がけています。特許第6530802号「オートコール調査処理システム」や特許第6505302号「電話抑止方法、電話抑止システムおよび電話抑止プログラム」など、複数の特許も取得しています。情報管理面では、JISQ27001:2014(ISO/IEC 27001:2013)認証(登録番号 JSAI181)とプライバシーマーク認定(第17001884号)を取得済みです。同社は、電話抑止に関する特許技術を含む発信制御の知見と、23年にわたる運用支援の実績をもとに、発信業務の設計から運用までを支援するとしています。

出典:株式会社アセンド

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