AIを活用したデータセキュリティを手がけるCohesity(日本法人:コヒシティジャパン合同株式会社、東京都港区)は、2026年度のパートナーアワード受賞企業を公表しました。対象は、アライアンスパートナー、ディストリビューター、リセラー、グローバルシステムインテグレーター(GSI)、マネージドサービスプロバイダー(MSP)などの幅広いパートナー企業です。2026年度に優れた業績を上げ、顧客に大きな価値と成果をもたらした企業が表彰されました。なお、日本での発表内容は、Cohesity Inc.が2026年10月20日(現地時間)に発表した内容に基づいて作成された参考訳です。

データ保護の枠を超える課題と、パートナーの役割
企業が取り組むテーマは、従来のデータ保護だけでなく、サイバーレジリエンス、セキュリティ、AI活用へと広がっています。Cohesityは今回のアワードについて、こうした状況の中でパートナーの役割がますます重要になっていることを示すものだと位置づけています。
2026年(FY2026)のプログラムには、グローバルアワードとAPJ(アジア太平洋・日本地域)アワードが設けられ、Cohesityのパートナーエコシステム全体から優れた取り組みが選ばれました。これとは別に、世界4地域で特に優れた実績を上げたMSPも表彰されています。
CohesityのCRO(最高収益責任者)であるKit Beall(キット・ビール)氏は、受賞企業について、サイバーレジリエンスが顧客にとって重要な経営課題になることを早くから見抜き、そのニーズに応えるための投資を早期に進めてきたと説明しています。その投資によってCohesityとともに成長を遂げたこと、さらにパートナープログラム「Cohesity Aspire」がその成長を加速させ、AIやデータセキュリティ分野での専門性強化にもつながったことにも触れました。

APJ部門で受賞したエッジシールズとCTC
APJ年間最優秀パートナー:エッジシールズ
「APJ年間最優秀パートナー」を受賞したエッジシールズ株式会社の執行役員CEO、小島建男氏は、今回の受賞はCohesityや顧客と築いてきた信頼関係の証だと述べました。同社はCohesityと連携し、アジア太平洋・日本地域の企業・組織に向けて、サイバーレジリエンスの強化、重要データの保護、インシデント発生時の迅速な復旧を支援しています。小島氏は、高度な技術力と顧客第一のアプローチで実効性の高いデータセキュリティおよびデータリカバリーソリューションを提供してきたとし、今後はCohesityとの協業をさらに広げる方針を示しました。
APJ年間最優秀新規顧客獲得パートナー:伊藤忠テクノソリューションズ
「APJ年間最優秀新規顧客獲得パートナー」には、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)が選ばれました。専務執行役員の藤岡良樹氏によると、同社は長年培ってきたITインフラの構築・運用の知見と、マルチベンダーとしての提案力を軸に、顧客ニーズの実現、データ保護、セキュリティ強化を支援してきました。Cohesityとのアライアンスでも、製品提供にとどまらず顧客の課題に寄り添ったアプローチと技術支援を展開し、新規市場でのCohesityソリューションのプレゼンス拡大に努めてきたといいます。藤岡氏は今回の受賞を両社の挑戦と強固な連携による成果と捉え、今後もパートナーシップを進化させ、不確実なビジネス環境でも持続可能なIT基盤づくりに貢献したいとしています。
Cohesity Japanの代表執行役員社長、田中良幸氏は、パートナー各社がサイバーレジリエンスやAIなどの先進分野で卓越した成果を上げたことに祝意を表しました。日本市場でもデータセキュリティとAI活用の重要性が高まる中、パートナーの尽力がCohesityの成長と顧客の価値創出に大きく貢献していると述べ、今後もパートナーとともに、より安全で持続可能なデジタル社会の実現を目指すとしています。

パートナープログラム「Aspire」を強化
Cohesityは、パートナーの成長と市場拡大を後押しするため、Aspire グローバルパートナープログラムを強化しました。主な変更点は以下のとおりです。
- パートナーの収益獲得機会を拡大
- Professional Service(プロフェッショナルサービス)を含む新たな資格カテゴリー「Specializations」を導入
- トレーニング要件を簡素化
- パートナーポータルで、トレーニングの受講状況、認定資格、請求要件などを確認しやすく改善
同社はこれらの投資を通じて、パートナー各社による差別化されたサービスの構築や、市場投入(Go-to-Market)機会の加速を支援します。あわせて、企業のデータセキュリティ、サイバーレジリエンス、AI活用をめぐる変化する課題に応えるソリューションの提供も後押ししていく考えです。
Cohesityは、Zero Trustセキュリティと高度なAI/MLを備えた「Cohesity Data Cloud」を展開しています。同社によると、Global 500の70%を含む、140以上の国の顧客に利用されており、NVIDIA、Amazon、Google、IBM、Cisco、HPEといった企業からも支援を受けています。