国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)が岡山県と連携して運営する「おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)」の参画機関数が200機関を超え、204機関に達した。この情報は、2026年10月19日に岡山大学から公開されたものだ。

地域のデジタル共創を担う産学官連携の枠組み
OI-Startは、地域の企業や自治体、大学などが連携し、デジタル技術を活用したイノベーション創出を目指す産学官連携プラットフォームとして、2024年5月に発足した。活動の柱は次の3点である。
- デジタル技術を活用した地域課題の解決
- 新たな価値の創出
- その実践を通じた人材育成
これらの取り組みにより、岡山県内の企業等の生産性や魅力を高めるとともに、若者の県内定着・還流を推進している。

100機関突破から204機関へ、広がるネットワーク
発足後、企業、大学、自治体、産業支援機関など多様な機関の参画が進んだ。2024年12月に100機関を突破した後もネットワークは着実に拡大し、現在は204機関が参画している。産学官の幅広い知見や技術を結集し、組織や分野の垣根を越えた共創を生み出す基盤として成長を続けている。
2026年5月には、経済産業省および独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が推進する「地域DX推進ラボ」にも選定された。OI-Startでは、会員間の交流やマッチング、研究シーズの発信、企業等の課題解決に向けたプロジェクト形成など幅広い活動を展開し、地域におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進とイノベーション創出に取り組んでいる。
会長とプラットフォームマネージャーが語る今後
OI-Startの会長を務める岡山大学の野上保之副理事(デジタルトランスフォーメーション・情報セキュリティ担当)は、多くの関係者の理解と協力により、発足から約2年半で200機関を超えるネットワークへと成長できたと述べた。そのうえで、幅広い産学官のつながりを生かし、デジタル技術を活用した地域課題の解決や新たなイノベーションの創出を一層加速させたいとの考えを示している。
プラットフォームマネージャーの河野宏コーディネーターは、200機関を超える多様な企業・団体の参画によって、業種や分野を越えた連携の可能性が大きく広がっているとコメントした。今後は会員同士の交流やマッチングをさらに活発化させ、それぞれの強みや課題を結び付けることで、具体的な共創プロジェクトの創出につなげていくという。

200機関突破を機に目指すもの
OI-Startは今回の節目をきっかけに、さらに多様な機関との連携を深め、産学官の知見や技術を融合させた新たなプロジェクトの創出を目指す。あわせて、地域企業の課題解決や新事業の創出、次世代を担う人材の育成を通じて、地域経済の活性化と持続可能な地域社会の実現に貢献していく方針だ。
なお、OI-Startは引き続き参画機関を募集しており、関心のある企業・団体等にはOI-Start公式ウェブサイトの確認を呼びかけている。
出典:国立大学法人岡山大学