コミュニケーション・デザインファームの株式会社STEKKEY(本社:東京都港区、代表取締役社長:砂押貴久)は、北海道・十勝を舞台とする地域共創プロジェクト「どさんこ村プロジェクト」で、SNS戦略の設計とディレクションを担っています。あわせて、長期的な伴走支援を開始しました。

JA・農業高校・テレビ局・広告会社が手を組む“夢の実験農場”
どさんこ村は、さまざまな課題に挑む「夢の実験農場」として立ち上がった、北海道・十勝発のプロジェクトです。JA帯広かわにし、帯広農業高校、札幌テレビ放送(STV)、電通北海道が連携し、“農業のミライ”への挑戦を掲げています。STEKKEYはプロジェクトの発足にあたり、Instagram・TikTokを中心にSNS戦略設計とディレクションを担当しています。
発信のテーマは「北海道の魅力を“点”ではなく“物語”として伝える」です。農業や地域の課題を“見たくなる”“応援したくなる”コンテンツに変換し、幅広い世代に届けるための発信設計を支援しています。

既存リソースを生かし、各SNSに合わせて展開
STEKKEYは、戦略設計からクリエイティブフォーマット、SNS上での見せ方までを設計し、一貫したトーン&マナーで発信しています。素材には、札幌テレビ放送が撮影した映像や写真など、プロジェクトが持つ既存のリソースを活用しています。それらをショート動画や静止画など、各SNSに適した形へ展開しています。目指しているのは、単に情報を流すことではありません。プロジェクトへの理解を深め、“追いかけたくなる”“応援したくなる”コミュニケーションをつくることです。
課題の説明にとどまらず、現場の出来事をコンテンツに
日本の農業では、担い手不足や高齢化などの課題が深刻化しています。一方で、そうした課題や農業現場のリアルが、若い世代に届く形で発信される機会は決して多くありません。
そこでどさんこ村では、“課題を説明する”だけでなく、農業への挑戦、日々の農作業、地域文化、イベントなど、現場で起きる一つひとつの出来事をコンテンツにしています。「農業の現場」をSNSで一つの“物語”として届けることで、これまで農業との接点が少なかった人にも興味を持ってもらうことが狙いです。そのうえで、プロジェクトを継続的に追いかけてもらえる状態を目指しています。取り組みや現場の出来事は、SNSのほか公式サイトでも発信しています。

「今あるリソースで何ができるか」 代表・砂押氏が語る狙い
代表取締役社長の砂押貴久氏は、農業や地域課題は真面目に説明するだけではなかなか届かないと指摘しています。そのうえで、“社会課題”を“物語”として届けることが重要だと考えているとコメントしました。タレントや広告といった、従来の「予算がないとできない」手法に頼るのではなく、今あるリソースで何ができるかを、ストラテジー、クリエイティブ、マーケティングまで考えて取り組んでいるといいます。
砂押氏は、このプロジェクトが日本や世界に広がっていくモデルや事例になってほしいという強い思いを持っています。そのため、すべての動画ディレクションの確認や、定性・定量レポートの作成・報告を通じて、現場の関係者とチームになって取り組んでいるとのことです。単なるSNS運用ではなく、地域・教育・メディア・農業が横断する新しいコミュニケーションモデルとして、長期的に伴走していく方針です。
本プロジェクトのクライアントは札幌テレビ放送、エージェンシーはSTEKKEYです。スタッフは以下の通りです。
- Communication & Creative Director:Takahisa Sunaoshi
- Account Management:Masayoshi Hashimoto
- Art Direction / Design:Tomoko Nakamura
- Marketing Support:Tatsuru Nakatani
STEKKEYは2018年の創業以来、100を超えるキャンペーンやクリエイティブの企画制作、ローンチやリブランディング支援、自社デジタルプロダクトの企画・開発を手がけてきました。AGENCY事業では、GEORGIA、HONDA、kate spade new york、Veuve Clicquotなど、国内外の大手企業からベンチャー企業まで幅広いクライアントを支援しています。主な実績には、東京ファッションウィークの4シーズン連続キービジュアル担当や、日本テレビの報道番組「news zero」のSNSリブランディングへの外部パートナーとしての参画などがあります。自社開発のサービスとしては、GOOD DESIGN賞を受賞したEdTechプロダクト「STORY CHAT」や、2万人以上が利用するオンライン寄せ書きサービス「Yosemile(ヨセミル)」を展開しています。
出典:株式会社STEKKEY