マーケティング NEW

生成AIが挙げる「結婚相談所」1位はIBJメンバーズ、言及率99.4%【2026年10月調査】

生成AIが挙げる「結婚相談所」1位はIBJメンバーズ、言及率99.4%【2026年10月調査】 マーケティング
生成AIが挙げる「結婚相談所」1位はIBJメンバーズ、言及率99.4%【2026年10月調査】

生成AIの「おすすめ」を定点観測

SEOとAI検索対策(AIO/LLMO)を手がける株式会社ブランディングワークス(本社: 千葉県柏市、代表取締役: 根谷泰順)は、生成AIに「結婚相談所のおすすめは?」と質問したときに、どの企業名が挙がるかを継続的に記録する定点調査を行っています。このたび、2026年10月分の結果がまとまりました。

ChatGPTやGeminiに直接「おすすめのサービスは?」と尋ね、その答えをもとにサービスを選ぶ行動が広がっています。そのため、AIに名前を挙げてもらえるかどうかが集客を左右し始めています。ただし、AIの回答は検索順位とは別の基準で決まるため、自社や競合がAIにどう扱われているかを把握する手段はほとんどありませんでした。同社は自社開発のLLMO計測ツールで生成AIの回答を日々記録し、業界ごとに「AIに選ばれている企業」を調べています。

生成AIが挙げる「結婚相談所」1位はIBJメンバーズ、言及率99.4%【2026年10月調査】

言及率トップ10、首位はIBJメンバーズ

10月の回答に最も多く登場したのはIBJメンバーズで、言及率は99.4%、平均登場順位は1.3位でした。上位10社の顔ぶれは次のとおりです。

  • 1位 IBJメンバーズ:言及率99.4%(平均登場順位1.3位)
  • 2位 パートナーエージェント:言及率95.2%(平均登場順位3位)
  • 3位 サンマリエ:言及率87.5%(平均登場順位2.4位)
  • 4位 ツヴァイ:言及率86.3%(平均登場順位4.3位)
  • 5位 オーネット:言及率78%(平均登場順位4.5位)
  • 6位 エン婚活エージェント:言及率72.6%(平均登場順位5.7位)
  • 7位 スマリッジ:言及率54.2%(平均登場順位6.5位)
  • 8位 naco-do:言及率41.1%(平均登場順位6.8位)
  • 9位 ゼクシィ縁結びエージェント:言及率32.1%(平均登場順位3.9位)
  • 10位 RINGBELL:言及率3%(平均登場順位5.8位)

言及率は、すべての回答のうち、その企業名が登場した回答の割合を指します。言及率が同じ場合は、平均登場順位(回答の中で先に挙げられた順)で順位を決めています。

9月との比較では、上位3社の顔ぶれが変わり、9月に入っていたツヴァイに代わってサンマリエが3位以内に入りました。言及率が大きく動いた企業は以下のとおりで、最も伸びたのはスマリッジです。なお、9月の値は同じ質問・同じ条件で計測したもの(計測9日間・54件)ですが、計測日数が少ないため参考値とされています。

  • スマリッジ:38.9%→54.2%(+15.3pt)
  • ゼクシィ縁結びエージェント:46.3%→32.1%(-14.2pt)
  • naco-do:51.9%→41.1%(-10.8pt)

AI別に見ると、ChatGPTとGeminiのどちらでも言及率1位はIBJメンバーズでした。一方、オーネット(ChatGPT 58%・Gemini 98%)とエン婚活エージェント(ChatGPT 46%・Gemini 99%)は、両方のAIに登場するものの、Geminiでの言及率がChatGPTを大きく上回りました。同社は、同じ質問でもどのAIに聞くかによって候補に挙がる企業が変わることを示す結果だとしています。

AIは「重視ポイント別」に紹介、引用元は比較サイトが中心

回答を分析すると、AIは企業名を単に並べるのではなく、利用者が何を重視するかに応じて紹介する傾向が見られました。10月の回答に登場した主な切り口は次の3つです。

  • 手厚いサポート(回答の100%に登場):主な紹介企業はサンマリエ、IBJメンバーズ、パートナーエージェント
  • 会員数・出会いの豊富さ(回答の56%に登場):主な紹介企業はツヴァイ、IBJメンバーズ、オーネット
  • オンライン完結(回答の45.2%に登場):主な紹介企業はエン婚活エージェント、naco-do、スマリッジ

同社はこの結果から、AI経由での指名を増やすには、自社がどの「切り口」で語られるかを設計することが重要になるとしています。

回答の根拠として引用されたサイトは、life.oricon.co.jp(引用シェア22.3%)が最多で、my-best.com(同9.8%)、mwed.jp(同6%)、oricon.co.jp(同4.9%)、marri-marri.jp(同3.3%)が続きました。引用の中心は比較サイトやランキング記事で、同社はAIの推薦がこれらの掲載内容の影響を受けていると考えられると分析しています。どのメディアに掲載されるかが、AIに選ばれるかどうかを左右する構図だといいます。

調査の概要と留意点

調査は2026年10月1日〜10月31日のうち、計測を実施した28日間に行われました。期間中の3日間は計測システムのメンテナンスのため計測しておらず、有効回答数は実施日分のみで集計しています。方法は、ChatGPT(モデル: gpt-5.1)とGemini(モデル: gemini-3.1-pro)の各APIに、Web検索機能を有効にした状態で「結婚相談所のおすすめは?」という同一の質問を計測日ごとに各3回送信し、回答に登場した企業名を集計するものです。有効回答数は168件(2AI × 1日3回 × 計測28日間)です。

生成AIの回答は日々変動するため、今回の結果は調査期間時点の傾向を示すものです。また、本調査は各社のサービス品質の優劣を評価するものではないと説明されています。(株式会社ブランディングワークス調べ)

出典:株式会社ブランディングワークス

この記事を書いた人

webmaster

ビジネス・経済を軸に、経営・マーケティング・DX・キャリアの実務に役立つ情報を発信しています。