就活生が求める「ホワイト」は休日と転勤なし
就活メディア「就活の名人マガジン」と新卒向けの就活エージェント「就活の名人エージェント」を運営するビューイング株式会社(代表:菊池英夫)は、「ホワイト企業に入りたい」と考える就活生に向けた記事を公開した。内容は、ホワイト企業かどうかを数字で確かめる方法と、ホワイト企業に強い就活エージェントの選び方である。
同社が2026年9月14日〜10月9日に面談した27卒・28卒119人の記録によると、年間休日120日以上を希望する人は89.3%、土日休みを希望する人は71.6%、転勤NGとする人は60.9%だった。同社は、「ホワイト企業に入りたい」という言葉が多くの場合「休みがしっかり取れて、転勤がない会社」を意味していると分析している。なお、このデータは同社に面談を申し込んだ学生の記録で、就活生全体の傾向を示すものではないとしている。
厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)」では、大学を卒業して就職した人の33.8%が3年以内に最初の会社を離れている。また「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、若手が最初の会社を辞めた理由で最も多いのは「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」(28.5%)だった。こうしたデータを踏まえ、同社は入社前に働き方の条件を確かめることが入社後の後悔を防ぐ近道だとしている。
ホワイト企業かどうかを測る5つの数字
同社は、「ホワイト」かどうかを感覚で判断するのではなく、次の5つの数字で確認する方法を紹介している。
- 3年以内離職率:新卒のうち3年以内に辞めた人の割合。大卒平均の33.8%より低いかどうかが目安
- 月平均残業時間:会社全体の数字に加え、配属予定の部署の実態も確認する
- 年間休日:120日前後あれば、土日祝日がおおむね休める水準
- 有給休暇の取得:制度があるかどうかではなく、実際の平均取得日数や取得率を見る
- 平均勤続年数:中途採用の多さなどによって変わるため、ほかの数字と組み合わせて判断する
これらの数字は、企業の採用ページや厚生労働省の「職場情報総合サイト(しょくばらぼ)」で確認できる場合がある。若者雇用促進法では、応募者が求めた場合に企業が職場情報を提供することになっている。あわせて同社は、求人票の初任給に固定残業代が含まれていないかを確認することも勧めている。
エージェント選びで確認したい7つのポイント
記事では、ホワイト企業に強い就活エージェントを見分けるためのチェック項目として、次の7つを挙げている。
- 国の許可を受けた職業紹介事業者であるか
- 紹介する企業の基準を説明しているか
- 企業の人事と直接やりとりしているか
- 希望に合わない企業を無理にすすめないか
- 実績の数字に注記があるか
- 連絡のペースが自分に合うか
- 内定後や入社後のことまで考えてくれるか
「土日に休めて、転勤がなくて、長く働ける会社」を数字で
菊池氏によると、「ホワイト企業に行きたい」と相談に来る学生は非常に多いが、話を聞くと、求めているのは「土日に休めて、転勤がなくて、長く働ける会社」だという。そのため、感覚ではなく数字で確かめてほしいと話す。就活の名人エージェントでは、働きやすさを基準に企業を紹介し、企業の人事に直接推薦している。
就活の名人エージェントは、27卒・28卒を対象とした無料の就活エージェントだ。1回60分のオンライン面談で希望の働き方を整理し、ホワイト企業の紹介と企業の人事への直接推薦を行う。これまでに累計4,000人の就活相談に対応しており、申し込みは公式LINEで受け付けている。
出典:ビューイング株式会社