株式会社Hakuhodo DY ONE(本社:東京都港区、代表取締役社長:北爪宏彰)は、Googleが提供するオープンソースのマーケティング・ミックス・モデリング(MMM)ソリューション「Meridian(メリディアン)」について、日本・APAC(アジア太平洋地域)におけるパートナー企業として2026年も認定されたと発表しました。認定は2025年に続くものです。あわせて、博報堂DYグループが広告主の実務支援を目的に作成していた既存のガイドブックを全面的に刷新し、「Meridian Playbook Ver.1.0」として新たに提供を始めます。

プライバシーに配慮した広告効果測定を担う「Meridian」
「Meridian」は、プライバシーに配慮しつつ広告効果を適正に評価し、予算配分を最適化することを目的にGoogleが開発したMMMソリューションです。個人を特定しない集計データを使い、高度な統計モデルによってチャネルを横断した投資対効果(ROI)を算出します。
博報堂DYグループは、広告メディアビジネスの次世代型モデル「AaaS®」の中で、高度な分析ソリューション「Analytics AaaS」を展開しています。その中核となるMMMでは、10年以上にわたって分析技術と運用実績を積み重ねてきました。2025年からはGoogle「Meridian」の認定パートナーとして、日本・APACで先行事例をつくってきました。今回の2026年の認定継続は、Hakuhodo DY ONEの高い専門性と、クライアント企業の課題解決に向けた支援体制がGoogleから評価されたものだとしています。
なお「AaaS」は、広告業界で長く続いてきた「広告枠の取引」によるビジネス(いわゆる「予約型」)から、「広告効果の最大化」によるビジネス(いわゆる「運用型」)への転換を見据えて、博報堂DYグループが提唱する次世代型モデルです。広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たすものと位置づけられています。統合マーケティングプラットフォーム「CREATIVITY ENGINE BLOOM」で、メディア効果を最大化するモジュール「MEDIA BLOOM」として実装されており、今後も生活者データやAIを活用して機能を強化していく方針です。
「Meridian Playbook Ver.1.0」は実装と投資判断を意識した構成に
今回の刷新では、広告主のマーケティング担当者が「実務への実装」と「投資判断」を具体的に思い描けるよう、構成が見直されました。検討から導入、運用までのプロセスを円滑に進めるため、次の特長を備えています。
理論から一歩進んだ「実践的な活用ステップ」
これまでの理論中心の解説から踏み込み、実務での活用方法を具体化した「活用ステップ」を可視化しました。難解な理論を読み解く負担を軽くし、日々のマーケティング業務ですぐに活かせる内容にまとめています。
社内資料にそのまま使える「現場目線の構成」
マーケティング担当者が社内で検討、報告、提案を行う際に、そのまま資料として使える構成にしています。図解を用いた直感的なデザインと構成により、専門知識の有無にかかわらず、社内の合意形成やプロジェクトの推進を後押しします。
導入後を描ける「実践的ケーススタディ」
博報堂DYグループが長年蓄積してきた知見をもとに、日本・APACにおける代表的なケーススタディを収録しました。実際の導入から分析結果の活用に至るまでのプロセスを詳しく解説し、導入後の成果や運用のイメージをより鮮明にすることで、プロジェクト推進の解像度を高める狙いです。
日本・APACでの事例創出と分析体制の拡充へ
Hakuhodo DY ONEは今後も、Googleとの強固なパートナーシップのもとで「Meridian」を活用した高度な分析ソリューションを提供していくとしています。日本・APACでの事例創出を加速させるとともに、分析体制をさらに拡充し、クライアント企業の事業成長を支援していく考えです。
同社は2024年4月1日に創立され、社員数は3,290名(2026年4月1日時点)です。デジタルマーケティング全般にかかわる企画・コンサルティング・代行事業・投資事業を手がけ、博報堂DYグループの「デジタルコア」として、グループ内のナレッジやリソースを集約しています。