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ログイン中の買い手のカートを端末間で自動同期 UnReactが海外向けShopifyアプリ「UR: Persistent Cart|Cart Sync」をリリース

ログイン中の買い手のカートを端末間で自動同期 UnReactが海外向けShopifyアプリ「UR: Persistent Cart|Cart Sync」をリリース DX・テクノロジー
別の端末を開くと、カートの中身が自動で復元されます。
別の端末を開くと、カートの中身が自動で復元されます。

端末を切り替えるとカートが空になる課題に対応

福岡県のITベンチャー企業である株式会社UnReactは、海外向けのECアプリ「UR: Persistent Cart|Cart Sync」をリリースした。Shopifyで運営するストア向けのアプリで、ログインしている買い手のカートを、スマートフォン・タブレット・パソコンの間で自動的に同じ状態に保つ。

海外向けストアでは、商品を見つけるときの端末と、実際に決済するときの端末が分かれることがめずらしくない。一方、Shopifyのカートはブラウザごとに保持されるため、端末を変えるとカートは空になる。買い手は同じ商品を探し直さなければならず、その手間が離脱に直結するという。

同アプリを導入すると、カートの内容は買い手のアカウントに自動で保存され、別の端末でストアを開いた瞬間に同じカートが復元される。買い手が押すボタンも、復元を確認するポップアップもない。同社は、検討期間が長い商材を扱うストアや、モバイルからの流入が多いストアで効果を発揮するとしている。

管理画面からテーマへカート同期をワンクリックで追加できます。
管理画面からテーマへカート同期をワンクリックで追加できます。

買い手の操作なしで動く設計

カートが変わると自動保存、別の端末で開くと最新の内容を取得

保存はカートが変わったタイミングで自動的に行われ、別の端末でストアを開いた時点で最新の内容が取得される。モバイルで追加した商品はデスクトップでもそのまま残り、ログインしていれば前回の続きから購入を再開できる。ストアフロントに追加される要素は復元を知らせる1行のメッセージだけで、保存ボタンや復元ボタンは設置しないため、購入導線を妨げない。また、ログインしていない訪問者にはプログラム自体が読み込まれない作りとし、表示速度への影響を抑えたうえで、必要な買い手にだけ機能する。

購入できない商品は理由を伝えて除外

保存した時点では購入できた商品が、あとから在庫切れになることもある。同アプリは購入できなくなった商品をカートから除いたうえで、除いた件数を買い手の画面に表示する。理由が分からないまま商品が消えることがないため、ストアへの不信感につながらないという。数量上限によって一部しか追加できなかった場合も、その旨を買い手に伝える。

カートのデータはストアの外に持ち出さない

データの取り扱いについては、次のような設計をとっている。

  • 保存先は、そのストアが保持する顧客情報だけで、外部サーバーにカートの内容を送信することはない
  • 保存するのはカートに入っている商品と数量で、商品名・価格・画像は保存しない
  • 買い手1人につきカートは1件を上書きするため、過去のカートが蓄積し続けることもない
在庫切れの商品があれば、買い手にきちんとお知らせします。
在庫切れの商品があれば、買い手にきちんとお知らせします。

ノーコードで導入、Basic Planは月額$3.99

導入はノーコードで行える。管理画面でテーマを選んで追加ボタンを押すと、テーマエディタが開くので、表示されたトグルを有効にして保存すれば完了する。設置位置の選択やテーマのコード編集といった作業は発生せず、設定はこの1回だけで、以降の運用で管理画面を開く必要はない。

料金はBasic Planが月額$3.99で、インストールから7日間の無料体験が可能だ。年払いを選ぶと、実質2ヶ月分が無料になる。同アプリは2026年9月26日 10:00に正式公開された。

Shopifyは、世界175ヶ国100万ショップ以上で利用されているECプラットフォームで、低コストで本格的なネットショップを開設でき、豊富なデザインテンプレートやアプリによる機能拡張が可能だ。日本でも多くのブランドやショップがオンラインストアの運営に活用している。開発元の株式会社UnReactは、代表者を西川信行氏とし、EC制作事業・アプリ開発・教育事業を手がけている。

出典:株式会社UnReact

この記事を書いた人

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