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軽貨物運送会社の日報・案件・請求をWebで一元管理 キャリーノートが「CarryNote Plus」を正式リリース

軽貨物運送会社の日報・案件・請求をWebで一元管理 キャリーノートが「CarryNote Plus」を正式リリース DX・テクノロジー

キャリーノート株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:渕上 諒)は2026年11月4日、軽貨物運送会社向けの業務管理サービス「CarryNote Plus(キャリーノートプラス)」を正式にリリースした。同サービスは、個人事業主向け運転日報アプリ「CarryNote(キャリーノート)」の法人版にあたる。所属ドライバーがアプリで作成した運転日報の確認・保存、案件の指示と稼働の記録、月末の請求書・支払通知書の作成までを、専用のWeb管理画面でまとめて扱える。料金は月額4,800円(税込)からで、初回契約は30日間無料で試せる。

日報の確認・保存をまとめて
日報の確認・保存をまとめて

法令改正で求められる日報管理と、残る手作業の負担

2025年4月に施行された法令改正により、貨物軽自動車運送事業者にも業務記録(運転日報)の作成と保存が義務づけられた。ただ、軽貨物運送会社の多くは所属ドライバーが個人事業主で、会社として日報を集めて保管する仕組みを持っていない。日々の稼働報告は紙やLINEで届き、月末には事務担当者が報告内容と荷主のデータを突き合わせて支払通知書を作成する。さらに押印のために、郵送や手渡しでの往復が発生する。こうした手作業が、法令対応と日常業務の両面で負担になっている。

同社はこの課題を受け、まず個人事業主向けに、チャット形式の質問に答えるだけで運転日報ができあがるアプリ「CarryNote」を提供してきた。CarryNote Plusは、このアプリを会社単位で契約し、所属ドライバーの日報を会社に残せるようにしたサービスだ。あわせて、案件の指示から稼働の記録、請求・支払までの流れを一本につなぐ。

支払い通知書の承諾状況を確認
支払い通知書の承諾状況を確認

CarryNote Plusの3つの特長

1つ目は、所属ドライバーの法令対応を会社の契約でまとめて整えられる点だ。2025年4月の法令改正では、個人事業主として働くドライバー一人ひとりにも運転日報の作成と保存が求められている。しかし、日々の配送に追われるなかで、各自が日報を作り、保存し続けるのは容易ではない。CarryNote Plusでは、会社が利用枠を契約すると、所属ドライバー全員が本人負担なしで「CarryNote」を使えるようになる。ドライバーがアプリで作った日報(業務の開始と終了、休憩、走行距離、乗車前の点検、アルコールチェック、体調)は、会社の画面で確認・保存し、PDFで出力できる。日報の作成はドライバーのアプリで、保存と管理は会社で担う形だ。免許証や車検証などの法令書類の期限も、同じ管理画面で確認できる。

2つ目は、案件の指示から支払通知書まで打ち込み直しが要らない点だ。Web管理画面で登録した案件(日時、集荷・納品先、荷物、請求額と支払額)は、担当ドライバーのアプリにそのまま届く。承諾や各地点の到着・出発、受領のサインや写真、稼働後の立替金の申請や宅配の個数報告まで、案件ごとに記録が残る。会社が承認すると、その内容がそのまま月末の請求書と支払通知書に載る。ドライバーは支払通知書のPDFをアプリで確認して承諾できるため、押印・郵送・手渡しの往復がなくなる。

3つ目は、軽貨物の実務に合わせた設計だ。宅配・企業配・スポットチャーターのどの案件にも対応する。車建(車両単位)と個建(荷物単位)の料金、課税事業者と免税事業者の違い、高速代や駐車場代などの立替精算まで、軽貨物運送の商習慣を前提に作られている。

「CarryNotePlus」の主な機能
「CarryNotePlus」の主な機能

主な機能と料金プラン

CarryNote Plusの主な機能は次のとおり。

  • 日報管理:アプリで作成した日報をWebで確認・保存・PDF出力。点検・アルコールチェック・体調を一覧で確認できる
  • 案件管理:Webで登録した案件がドライバーのアプリに届き、承諾、到着・出発、受領サイン・写真、稼働後の報告まで案件ごとに記録
  • 請求書:取引先と期間を選ぶと、完了した案件が運賃・付帯料金・高速代などの科目に自動で集計される。PDFを確認し、そのままメールで送信できる
  • 支払通知書:支払先と期間を選ぶと、その月の稼働から自動で集計。ドライバーはアプリで確認・承諾し、内容が違えば理由を添えて差し戻せる。課税・免税の違いも支払先ごとに自動計算
  • 車両・整備管理:車検や書類の期限が近づくと知らせる。整備の記録と費用、自社車両のドライバーへの貸出(リース)も車両ごとに管理
  • 経費管理:会社とドライバーの経費を一覧にし、CSV出力で会計処理にも対応
  • 事故報告書:WebやアプリからPDF出力まで対応
  • 法令書類:免許証や車検証などの期限を一覧で管理
  • 協力会社との受発注・チャット:相手もCarryNote Plusを利用していれば、外注と受注、業務連絡を画面上でやり取りできる
  • 事業者検索:公開中の事業者ページをエリアで検索でき、新しいドライバー・協力会社との出会いにつなげられる

ドライバーは、iOS・Android向けアプリ「CarryNote」を使う。日報のほか、売上管理や整備記録、免許証・車検証などの法令書類の提出もアプリから行える。すでに個人でCarryNoteを利用しているドライバーとは、本人のアプリと会社の画面をつなぐ「連携」の形でも、案件の割当と承諾、支払通知書のやり取りができる。

料金プランは次の3つ。機能はどのプランも同じで、違いは管理画面を使う人数と、自社ドライバー・車両の上限だけだ。初回契約は30日間無料で、利用時にクレジットカードの登録が必要となる。所属ドライバー本人の費用負担はない。個人で契約すると月額800円(税込)のアプリ機能を、会社の契約で利用できる。

  • スタンダード:月額4,800円(税込)。自社ドライバー10名まで、車両15台まで、管理者1名。追加(1名+1台)は550円/月
  • ビジネス:月額11,800円(税込)。自社ドライバー30名まで、車両40台まで、管理者10名まで。追加(1名+1台)は440円/月
  • エンタープライズ:要問い合わせ。自社ドライバー・車両・追加料金は個別対応、管理者は複数

利用を始めるには、まずメールアドレスでアカウントを作成する。次に会社の情報を入力してプランを選び、カードを登録すると30日間の無料期間が始まる。その後、ドライバーを登録し、会社が発行したログイン情報を渡す。全員を一度に切り替える必要はなく、数名のドライバーから始められる。

料金プラン
料金プラン

今後は荷主企業向けサービスも予定

同社は今後、荷主企業向けのサービスを提供する予定だ。荷主、運送会社、協力会社、そして個人事業主のドライバーがひとつの仕組みの上でつながり、依頼から支払までを円滑に進められる環境づくりを進めていくとしている。

出典:キャリーノート株式会社

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