福岡市中央区に本社を置く株式会社ユニゾンシステムズ(代表取締役:今村勉也)は、子会社の株式会社PUERTO(本社:佐賀県佐賀市、代表取締役社長:原 啓太)と組み、放送局向けのセキュリティ対策の提案を始めました。PUERTOはネットワーク構築やセキュリティ対策を専門としています。両社はランサムウェア対策を軸に、各局の状況に応じた対策を提案します。2026年11月18日(水)から開かれる「Inter BEE 2026」のユニゾンシステムズのブースでも、共同で紹介します。
放送業界で相次ぐランサムウェアによるサイバー攻撃
放送業界では、番組素材をオンラインで入稿・納品する仕組みや外部システムとの連携が広がっています。保守ベンダーがリモートで接続するケースも増えています。こうした流れの中で、VPN機器やリモート接続を経由したランサムウェアによるサイバー攻撃が相次いでいます。
ランサムウェアの被害は、身代金を支払えば元に戻るものではありません。被害範囲の調査や攻撃者の排除、場合によってはシステムの再構築が必要になることもあります。そのため、「侵入させない」対策だけでなく、「侵入されても被害を広げない」対策が重要になっています。
ユニゾンシステムズは長年、放送局の業務システムの開発と保守を手がけてきました。システムを納める立場から、そのシステムが稼働するネットワークや端末の安全性まで守るため、PUERTOとともに今回の提案を始めました。
提案の中身とグループ連携の強み
提案の概要
- 提供主体:ユニゾンシステムズ、PUERTO
- 対象:全放送局
- 取扱商材:ランサムウェア対策「Halcyon」、UTM・EDR・MDR など
- 内容:セキュリティ対策の相談・提案・導入・運用支援
PUERTOの実績と進め方
PUERTOは、地方銀行やプライム市場上場メーカーなどのセキュリティ対策を支援してきました。UTM・EDR・MDRからランサムウェア対策まで、幅広い製品を扱っています。2026年10月には、ランサムウェア対策に特化したプラットフォーム「Halcyon(ハルシオン)」の取り扱いも始めました。
提案は、まず各局に導入済みの製品やネットワーク構成を聞き取るところから始まります。そのうえで必要な対策を整理し、予算に合わせて段階的に始められる多層防御の計画を示します。
今後の展開
両社は今後、セキュリティ診断メニューを提供するほか、ユニゾンシステムズのシステム保守サービスにセキュリティ対策を組み込む取り組みも進めます。グループ一体で、放送局をはじめとする顧客が安心して業務に集中できる環境づくりを支援していく方針です。
「Inter BEE 2026」でエキスパートが個別相談に対応
展示会場では、PUERTOが放送局向けのセキュリティ対策を紹介します。会期中は原社長をはじめとするセキュリティのエキスパートがブースに常駐し、個別相談を受け付けます。相談を希望する場合は、専用の予約フォームから申し込めます。
- 会期:2026年11月18日(水)~20日(金)10:00~17:30(最終日は17:00まで)
- 会場:幕張メッセ ホール7 小間番号7303(メディア・ソリューション部門)
- 内容:PUERTOによる放送局向けセキュリティ対策の展示
両社のプロフィール
PUERTOは2005年に設立され、東京と佐賀に拠点を置くIT企業です。ネットワークインフラの構築・運用を祖業とし、サーバーマネジメントやネットワークセキュリティのほか、システム開発、Web制作、デジタルマーケティングまで幅広いサービスを提供しています。九州のケーブルテレビ局をはじめ、多くの企業・団体の事業基盤を支えています。「人と企業、そしてテクノロジーが交わる『港』」として、確かな技術力で顧客の挑戦と社会の発展を支えているとしています。
ユニゾンシステムズは、創業35周年を迎えるITベンダーです。これまで放送局に特化したシステムを開発してきました。ここ数年は一般企業でも映像を扱う機会が増えてきたことから、放送局の映像管理で培ったノウハウを活かした一般企業向けシステムの提供を開始しました。同社は、映像は事実を映し出すものであり、映像を活用したビジネス分析は今後も拡張していくと考えています。ITによる映像の切り出しや加工の技術を通じて、映像の企業活用案を提案していくとしています。