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IFA法人GAIAがFPバンクをグループに フィーベース型「ロールアップモデル」が始動

IFA法人GAIAがFPバンクをグループに フィーベース型「ロールアップモデル」が始動 金融・投資

独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として資産運用サービスを手がけるGAIA株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中桐啓貴)は、株式会社FPバンク(本社:東京都中央区、代表取締役:久保田正広)の全株式を取得し、同社を完全子会社としてグループに迎えると発表しました。FPバンクは、東京・日本橋と新宿を拠点に来店型の総合的なファイナンシャル・プランニングを提供しています。GAIAは今回の取り組みを、同じ志を持つIFA法人とともにフィーベース型の顧客本位サービスを国内に広げる「ロールアップモデル」の第一歩と位置付けています。

IFA法人GAIAがFPバンクをグループに フィーベース型「ロールアップモデル」が始動

株式取得と株式交換の2段階で完全子会社化

手続きは2段階で進められます。まず2026年10月23日に発行済株式の75%を取得し、続いて2026年10月31日に簡易株式交換によって残りの25%を取得して完全子会社化します。詳細は、2026年9月28日に公表された適時開示「株式会社FPバンクの株式取得及び簡易株式交換による完全子会社化に関するお知らせ」で示されています。

株式交換を通じて、久保田氏はGAIAの株主としてもグループの成長を担うことになります。FPバンクの経営は引き続き創業者の久保田氏が代表取締役として担い、両社はそれぞれの企業文化と従業員の就業環境を尊重しながら、対話を重ねて段階的に協働を深めていく方針です。

「金融商品ありき」ではない2社が歩んできた道

フィーベースへ全面転換したGAIA

2006年創業のGAIAは、「ファイナンシャル・プランニングによって世界中の人々の夢を実現する」というビジョンを掲げ、顧客の価値観や目標を起点にしたプランニングで、人生のお金の課題に長く伴走してきました。2016年にはコミッション型からフィーベース(残高連動報酬)型への全面転換を決断。仲介預かり資産は1,000億円に到達し(2026年6月末時点)、その約7割を「ファンドラップ」と「投資信託」の合計金額であるフィーアセットが占めています。資産を「増やす」局面だけでなく、取り崩しを含む「使う」局面まで生涯にわたって支える体制づくりを進めてきました。

人生全体の相談に応じるFPバンク

FPバンクは2009年の創業以来、「ファイナンシャルプランニングでお客様の人生をHappyに!」を企業理念とし、企業間の垣根を越えた広い視野で顧客の課題を解決することをファイナンシャルプランナーの本質と捉えてきました。資産運用、住宅購入・住宅ローン、保険、相続など、ライフステージごとに変わる課題について、来店とオンラインで相談を受け付けています。保険代理業などで培った相談基盤を生かしつつ、証券仲介・フィーベース型への転換にも取り組んでおり、2024年からはGAIAが組み入れ銘柄の投資助言を行うファンドラップを取り扱うなど、実務面での協働を重ねてきました。

両社には、次のような共通点があるとしています。

  • 金融商品ありきではなく、ファイナンシャル・プランニングを起点に顧客の人生設計に長く寄り添うこと
  • アドバイザーを正社員として雇用し、顧客と長期的な関係を築ける体制を整えていること
  • 販売手数料に依存しない、フィーベースの顧客本位のビジネスモデルを志向していること

小規模事業者が多いIFA業界、1社では越えにくい壁

IFAは、特定の金融機関の営業方針や販売目標から独立した立場で相談に応じるアドバイザーで、法律上は「金融商品仲介業者」として登録し、提携する証券会社を通じて取引を仲介します。日本証券業協会によると、金融商品仲介業者に所属する外務員は約1.2万人で、5年前の約2.4倍に増えました(各年6月末時点)。ただ、証券会社や銀行などで金融商品の販売を担う証券外務員約38万人と比べると約3%にとどまります(同協会の統計をもとにしたGAIA試算、2026年6月末時点)。

金融商品仲介業者は679者(金融庁、2026年8月31日時点)あり、その多くは小規模です。販売手数料に依存しない収益構造への転換、高度化するコンプライアンスや業務品質管理への対応、アドバイザーの採用・育成など、単独では乗り越えにくい課題も少なくありません。2024年11月には、顧客の最善の利益を考えて誠実・公正に業務を行う義務を定めた金融サービス提供法の規定も施行されています。GAIAは20年にわたり築いたフィーベースの事業運営ノウハウと経営基盤を同じ志のパートナーと共有し、顧客本位のアドバイスを「再現性のある仕組み」として業界に広げることを目指しており、FPバンクはその最初のパートナーとなります。

グループとして強化する4つの領域とトップの思い

両社は今回の統合を通じて、ファイナンシャル・プランニングを軸とした顧客本位のアドバイス事業の規模を拡大し、次の取り組みを進めるとしています。

  • 顧客のライフプランや資産状況の変化に応じて継続的に伴走する体制を、グループとして強化
  • プランニング手法、資産運用支援、アドバイザー育成の知見を共有し、サービス品質を向上
  • コンプライアンス、利益相反管理、業務品質管理等の共通基盤を整備し、顧客本位の業務運営を支える組織基盤を強化
  • アドバイザーと顧客との接点を拡大し、人材の採用・育成やサービス開発に継続的に投資できる事業基盤を確立

GAIAの中桐社長は、久保田社長と出会ってからの約10年間、顧客の人生に寄り添うアプローチについて何度も語り合ってきたと振り返り、今回の統合を「単なる規模の拡大ではなく、大きな化学反応を起こす挑戦」と表現しました。顧客本位のサービスを「個人の熱意」で終わらせず「再現性のある事業の仕組み」として次世代へつなぐことを、創業20周年を迎えた同社の使命としています。一方、FPバンクの久保田社長は、ひとりのFPが6分野すべての相談に寄り添うことこそ「お客様第一」につながるという信念で歩んできたと述べました。そのうえで、証券分野では理想とするモデルを模索していた中、GAIAが実践するゴールベースのフィーベースモデルに出会い、中桐社長と米国RIAを視察してその可能性を目の当たりにしたことで、期待が確信に変わったと語っています。顧客の長期的なライフプランに寄り添い続けるには企業としての永続性も不可欠だとして、GAIAとともに「お客様第一」をさらに追求していく考えを示しました。

出典:GAIA株式会社

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