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AI投資「ROBOPRO」が10月の配分変更、米国株式・米国債券から他資産へシフト

AI投資「ROBOPRO」が10月の配分変更、米国株式・米国債券から他資産へシフト 金融・投資

株式会社FOLIOは2026年10月29日、AI投資「ROBOPRO®」で、原則として月に一度実施している投資配分の変更を行った。前月に重きを置いていた米国株式と米国債券の配分を他の資産へ移す一方、株式資産と米国不動産を中心とする構成は維持している。FOLIOは、SBIグループで金融ソリューションを手がける株式会社FOLIOホールディングスの子会社。

※上記投資配分について、2026年6月は5月29日、2026年7月は6月29日、2026年8月は7月29日、2026年9月は8月28日、2026年10月は9月30日、2026年11月は10月29日のそれぞれの変更時点の比率を示しています。
※上記投資配分について、2026年6月は5月29日、2026年7月は6月29日、2026年8月は7月29日、2026年9月は8月28日、2026年10月は9月30日、2026年11月は10月29日のそれぞれの変更時点の比率を示しています。

8資産構成、株式・債券・不動産の大枠は維持

変更後のポートフォリオは8資産で構成される。配分の高い順に米国株式、米国不動産、米国債券、先進国株式、ハイイールド債券、新興国株式を主に保有し、新興国債券と金はわずかな比率で組み入れた。

ROBOPROで活用しているAIによる各資産のリターン予測では、株式資産と米国不動産の見通しが高位となった。一方、債券資産と金の見通しは低位にとどまった。前月に高位だった米国株式と米国債券の見通しは後退している。

こうした予測をもとに、金融工学に基づくポートフォリオの最適化を行った。その結果、株式資産を約5割、債券資産を3割弱、米国不動産と金で2割強とする構成は大きく変えていない。そのうえで、主に次の配分シフトを実施した。

  • 株式資産のなかでは、米国株式から先進国株式と新興国株式へ
  • 債券資産のなかでは、米国債券からハイイールド債券へ

新興国債券と、下落が続いている金は、わずかな比率での保有を継続した。FOLIOは今回の変更について、分散を図りながらも、株式資産と米国不動産で7割超を保有する積極的な姿勢を維持したとしている。

AI投資「ROBOPRO」が10月の配分変更、米国株式・米国債券から他資産へシフト

資産ごとの見通しと配分判断の背景

米国株式を減らし、先進国株式と新興国株式へ

米国株式については、原油価格の変動性の高さが見通しにプラスの影響を与える傾向が続いている。一方で、米国や先進国の株式市場が神経質な値動きを示していることなどがマイナスに働き、見通しが後退したため配分を減らした。先進国株式は、欧州の株式市場や一部のアジア先進国株式市場で足もと軟調な値動きがみられることなどから、今後の上昇が期待され見通しが改善した。新興国株式も、直近の軟調な値動きなどから上昇余地が示唆され見通しが改善した。ただし、両者のうち見通しの水準がより高かった先進国株式の配分を、新興国株式よりも大きく引き上げている。

債券は米国債券からハイイールド債券へ

米国をはじめとする世界的な金利上昇は、先行きは不透明ながら足もとでは一服しつつある。債券価格が反発して値ごろ感が薄れたことなどから、米国債券の見通しは大きく後退した。そこで、見通しの後退幅が相対的に小さかったハイイールド債券へ比率を移した。同社は、債券資産全体の比率は大きく変えず、ポートフォリオ全体のリスク調整にも配慮した配分になったと考察している。

米国不動産はわずかに増加、金は低比率を継続

米国不動産は、足もとで世界的な金利上昇が一服しつつあることなどを背景に上昇している。一方で、過去の軟調な価格推移などの影響による値ごろ感が示唆されている。前月比で見通しが改善したことから、保有をわずかに増やした。金については、貴金属市場の値下がりに伴う反発期待も一部で示されている。ただ、原油価格の変動性が依然として比較的高い水準にあることが引き続き見通しを押し下げており、わずかな比率での保有を続けている。

AI投資「ROBOPRO」が10月の配分変更、米国株式・米国債券から他資産へシフト

40種類以上の市場データを分析するAI、金融機関のサービスにも展開

ROBOPROでは、AIが40種類以上のマーケットデータを使い、約1,000種の特徴量を組み合わせて多角的に分析し、金融市場を予測する。分析に使うのは、実際の景気より先に上下する「先行性の高いデータ」に厳選したものだ。AI技術と伝統的な金融工学理論を融合させた投資判断プロセスで、感情や思い込みに左右されない定量的な判断を行う。予測に基づいて毎月投資配分を変更するほか、相場が急変した際には臨時で配分変更を行う。

FOLIOがROBOPROを通じて培ってきたAI投資のノウハウは、ほかの金融機関のサービスでも使われている。株式会社SBI証券の「SBIラップ AI投資コース」、株式会社愛媛銀行の「ひめぎんラップ/ROBO PRO AIラップ」、株式会社足利銀行の「あしぎん投資一任サービス STORY AIコース」がその例だ。さらに、SBI岡三アセットマネジメント株式会社が設定した公募投資信託「ROBOPROファンド」など、FOLIOが投資助言者として関わる金融商品への活用も広がっている。

出典:株式会社FOLIO

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