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フィンテック グローバル、TEPCOフィンテックの太陽光・蓄電池リース債権3,593件を証券化 優先ABLはJCRでAAA取得

フィンテック グローバル、TEPCOフィンテックの太陽光・蓄電池リース債権3,593件を証券化 優先ABLはJCRでAAA取得 金融・投資

フィンテック グローバル株式会社は、東京電力ホールディングス株式会社の100%子会社であるTEPCOフィンテック株式会社(本社:東京都千代田区)との間で業務委託契約を結び、「TEPCOフィンテック太陽光・蓄電池リース債権証券化2026-01」のアレンジを手がけたと発表しました。TEPCOフィンテックが全国の戸建て住宅オーナーに対して持つ、家庭用太陽光発電設備や蓄電池等に関する3,593件のリース料債権を裏付資産とするABL(資産担保融資)です。

本件は2026年9月28日、株式会社日本格付研究所(JCR)から優先ABLでAAA、メザニンABLでAの格付をそれぞれ取得しました。あわせて、証券化を通じた機関投資家からの資金調達も完了しています。

債権の積み上がりを見据えた流動化

TEPCOフィンテックは、家庭用太陽光発電設備や蓄電池等を初期費用ゼロでリースする家庭向け省エネ機器リースを主力サービスとしています。東京電力グループ内外の販売チャネルを活用してサービス提供を広げていることなどから、同社は今後も保有するリース料債権がさらに積み上がると見込んでいます。

こうした状況を受け、TEPCOフィンテックは資金効率の向上と資金調達手段の多様化を目的として、リース料債権の流動化をフィンテック グローバルに相談しました。フィンテック グローバルはこれまでのアレンジ実績と知見を活かし、本件のアレンジャーを務めることになりました。

裏付資産の3つの特徴

フィンテック グローバルは、裏付資産となるリース料債権の特徴として次の点を挙げています。

  • 債権が日本全国に分散しており、特定の債務者への集中が少ない
  • リース料は契約に基づき毎月支払われるため、安定したキャッシュフローが見込まれる
  • 過去の回収実績も良好に推移している

調達総額は3,878百万円、最終返済日は2041年9月30日

本件の主な条件は以下のとおりです。

  • 名称:TEPCOフィンテック太陽光・蓄電池リース債権証券化2026-01
  • 調達総額:3,878百万円(優先ABL:3,000百万円、メザニンABL:878百万円)
  • ABL実行日:2026年9月28日
  • 最終返済日:2041年9月30日
  • 格付:優先ABL:AAA、メザニンABL:A(JCR)
  • オリジネーター:TEPCOフィンテック株式会社
  • アレンジャー:フィンテック グローバル株式会社
  • 裏付資産:オリジネーターが保有するリース料債権
  • 裏付資産プールの属性:債権残高5,161百万円、債権数3,593件

なお、TEPCOフィンテックは2019年10月に設立され、代表取締役社長は藤居善之氏です。所在地は東京都千代田区内幸町一丁目1番3号で、金融・決済領域の事業開発・展開のほか、割賦事業、リース事業、信用保証事業を手がけています。

再生可能エネルギーの普及を金融面から支援

フィンテック グローバルは今後も、本件で構築したスキームの活用を含め、多様な資金調達手段を提案することでTEPCOフィンテックの事業拡大を支援し、再生可能エネルギーの普及を後押ししていく方針です。同社グループは、革新的なファイナンスとソリューションの提供を通じて、クライアント企業の事業拡大と、再生可能エネルギーの活用拡大による持続可能な社会の実現に貢献していくとしています。

本件がフィンテック グローバルの業績に与える影響は軽微であるとしています。

出典:フィンテック グローバル株式会社

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