カハ・ハザラゼ氏とICRの事業概要
ICRの事業は、1993年8月9日にトビリシで開業した最初のバタ(Bata)靴店から始まりました。約25年をかけて、靴、アパレル、アクセサリー、家具、外食といった多岐にわたるカテゴリーへと拡大し、バタ、ジェオックス、コルソ・イタリア、オカイディなどの国際ブランドを100以上取り扱う小売チェーンへと成長しました。近年では、レプレイ(2024年)やスカルピエラなどの展開も加わっています。
ハザラゼ氏の経営構造の特徴は、所有と経営の分離にあります。同氏は日常業務の執行者としてではなく、監督役会の会長として経営を監督する立場を取っています。この経営体制により、創業者の能力の限界を超えて事業を拡大し、1,000人を超える従業員と100以上のブランド契約を同時に管理できる体制を構築してきました。
国内投資停止と欧州展開の背景
近年、ハザラゼ氏は重要な戦略転換を打ち出しています。ICRは国内での新規投資プロジェクトを停止し、代わりに欧州(特に貿易分野)への展開に向けた市場調査を進めています。この判断の背景には、ハザラゼ氏が挙げる「不確実性と長期的な予見性の欠如」があります。同氏は、ICRのような企業が機能するためには「安定した制度と明確な長期展望」が必要であると強調しています。これは、資本が最も収益の高い場所ではなく、「収益が計算できる」場所へ向かうという原則に基づいています。
しかし、国内で培った立地、価格、季節需要、競合に関する知見は欧州市場では通用しにくいという課題があります。そのため、ICRは「強力な国際パートナーとともに」欧州展開を進める方針を示しています。
ウェビナーの主な焦点
本ウェビナーでは、主に以下の4つのトピックについて解説が行われます。
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所有と経営を分ける監督役会という立場: 日常執行ではなく監督役会会長として経営を監督し、創業者の能力の限界を超えて規模を拡大した構造。
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100超の国際ブランドを扱う小売チェーン: 1993年のバタ靴店1店舗から25年で、靴・アパレル・家具・外食まで100超ブランドへ広げた事業。
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予見可能性を軸とした資本判断: 「不確実性と長期予見性の欠如」を理由に国内新規投資を停止し、欧州展開の市場調査へ舵を切った判断。
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国際パートナーとの欧州展開という課題: 国内の知見が通用しにくい欧州市場へ、強力な国際パートナーとともに進出しようとする戦略と難しさ。
開催概要
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日時: 2026年9月中旬
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タイトル: 少数株ドットコム代表 山中 裕「ジョージアについて語る」シリーズ:Forbesジョージア富豪100人 第58回『カハ・ハザラゼ――予見可能性を求め国内投資を止め欧州へ、小売ICRの監督役会会長』
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形式: オンライン配信(Zoomウェビナー)
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参加費: 無料(事前登録制)
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対象者: 小売・流通業界に関心のある経営者、所有と経営の分離や予見可能性に基づく資本配分を学びたい投資家、ジョージアをはじめとする新興国市場に関心のあるビジネスパーソン
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申込方法: info@shosukabu.com 宛に、件名へ『「富豪100人シリーズ第58回」ウェビナー参加希望』と明記のうえ、お申し込みください。
少数株ドットコムの展望
『山中裕が語るForbesジョージア富豪100人』シリーズでは、表面的なブームや印象論に惑わされることなく、客観的な「データと構造」から新興国資本主義の地層を冷徹に紐解いていく方針です。少数株ドットコムは、市場の歪みや未開拓の価値を見出す独自の視点に基づき、持続可能な企業価値の最大化に貢献するグローバルインテリジェンスを提供していくとしています。
関連リンク:
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少数株ドットコム広報担当窓口: https://note.com/syousuukabu_koho
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男女産み分けドットコム: https://danjo-umiwake.com
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CapitalJusticeLab: https://capital-justice-lab.com/
少数株ドットコム株式会社 会社概要
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業種: サービス業
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本社所在地: 東京都練馬区東大泉三丁目37番7号
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電話番号: 03-3590-4667
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代表者名: 山中 裕
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設立: 2023年03月
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資本金: 9000万円
代表者プロフィール:山中 裕(やまなか・ゆたか)
1976年東京都文京区生まれ。東京大学経済学部を総代で卒業後、コロンビア大学大学院(金融工学)修士号を取得し、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学。保谷硝子(現HOYA株式会社)創業者のひとり、山中茂の孫にあたります。
「テクノロジーのわかるアクティビスト」として知られ、2010年代初頭にNVIDIAに着目したほか、ブロードコム、TSMC、モンスター・ビバレッジ、ノボノルディスクなどの銘柄を早期に発掘し、高いリターンを上げています。日本国内では、株主提案実務を牽引し、2010年にはHOYAに対して15議案の株主提案を提出。役員報酬の個別開示(45パーセント強の賛成)や社外取締役のみの経営会議設置など、ガバナンス改革を求める内容で注目を集めました。その後も、みずほFG、MUFG、りそなHDなどで40%台の支持を集める株主提案を実施しています。
株主補助参加人として参画したハイアス・アンド・カンパニー(現くふう住まいコンサルティング)損害賠償請求事件で2025年に勝訴判決を得るなど、少数株主の権利行使においても実績を重ねています。現在、徳島県美馬市の株式会社河野メリクロンの筆頭株主としてスマート農業に注力。コーカサス地方のジョージア(トビリシ)では農業、病院、学校経営を展開し、代理出産を含む医療サービスも手掛けています。
投資ブラザーズ合同会社共同代表社員、少数株ドットコム株式会社共同創業者兼会長を務め、世界の上場企業1,000社超、非上場企業200社超の株主です。30年来の日本ハムファイターズファンでもあります。