提携の背景
エアロネクストは、独自の重心制御技術「4D GRAVITY®」を核に、子会社NEXT DELIVERYを通じた「SkyHub®」事業およびドローン運航事業を展開し、過疎地や地方における物流インフラなど「空のインフラ」の社会実装を進めています。

一方、昭栄薬品は1937年の創業以来、天然油脂を原料とするオレオケミカルズ(油脂化学品)を中心に事業を拡大してきました。化学品事業では界面活性剤をベースとした機能性商材を多業種に提供し、日用品事業では家庭用・業務用洗剤や防災対策アイテムのOEM展開、土木建設資材事業ではコンクリート補修補強材料や地盤改良材などを提供しています。

両社は、これまでの「商材を販売する」ビジネスから一歩進み、「商材を最適なタイミング・場所・方法で届け、散布・施工まで含めて提供するソリューションビジネス」への進化と展開を共同で目指しています。
提携の目的と概要
今回の資本・業務提携は、両社が中長期的な視点で共同事業を推進するための戦略的なものです。エアロネクストのドローンプラットフォームと、昭栄薬品が持つ顧客基盤、商材、化学品に関する専門知見を組み合わせることで、既存事業の高付加価値化と新たな市場の創出を目指します。
両社の目指す姿
エアロネクストは、機体制御技術「4D GRAVITY®」や遠隔・自律運航技術、「SkyHub®」による運航プラットフォームなど、ドローンを社会実装するための技術基盤を保有しています。一方、昭栄薬品は、長年培ってきた界面活性剤をはじめとする化学製品の専門知識と、農業・防災・建設分野などにおける幅広い顧客基盤および販売ネットワークを有しています。
両社はこれらのケーパビリティを掛け合わせることで、薬剤とドローンを組み合わせた新たな課題解決ソリューションについて、農業、鳥獣害対策、防災、インフラ点検など幅広い分野を対象に検討を進める方針です。
エアロネクストの代表取締役社長 グループCEO 田路 圭輔氏は、「昭栄薬品様の機能性商材に関する専門知識と幅広い顧客基盤に、当社のドローン技術と社会実装のノウハウを掛け合わせることで、物流にとどまらず、農業、防災、鳥獣害対策など幅広い分野で新たなソリューションを創出し、ドローンがさまざまな産業で日常的に活用される『空のインフラ』の社会実装を加速してまいります」とコメントしています。
昭栄薬品株式会社の代表取締役社長 藤原佐一郎氏は、「創業以来、当社が培ってきた化学品の知見と幅広い顧客ネットワークに、エアロネクスト様の先進的なドローンプラットフォームを融合することで、新たな市場機会を創出し、『環境』、『人』、『暮らし』に貢献する新たなビジネスモデルの構築を目指します。商材販売にとどまらない高付加価値型のソリューションを推進し、中長期的な企業価値向上と社会課題の解決の両立に取り組んでまいります」と述べています。
今後の見通し
今回の提携は、ドローン技術と化学品という異分野の知見が融合することで、社会課題解決に貢献する高付加価値型のソリューション創出が期待されます。両社は協力し、新たなビジネスモデルの構築と企業価値向上を目指していくものと見られます。
用語解説
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重心制御技術4D GRAVITY®: エアロネクストが開発した独自の機体構造設計技術。機体の重心位置や空力特性を最適化することで、ドローンの飛行安定性や搭載効率を高めます。
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新スマート物流SkyHub®: エアロネクストの戦略子会社である株式会社NEXT DELIVERYが展開する新スマート物流事業。ドローンデポを拠点に、車とドローンを組み合わせて地域物流を集約・効率化する運航プラットフォームです。
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空のインフラ: ドローンの運航体制・拠点・通信基盤・運航管理基盤などを、物流、農業、防災その他複数の用途に共通して活用できる地域インフラとして構築するという、エアロネクストが掲げるコンセプトです。
株式会社エアロネクストの会社概要は、以下のリンクから確認できます。




