株式会社Zebras and Company(以下、Z&C)は、社会性と経済性の両立を目指す「ゼブラ企業」を支える融資ファンド(以下、本ファンド)の設立と、Z&Cの活動強化に向け、約5億円を調達しました。総額23億円を目標とする資金調達の1stクローズとして、西武信用金庫、ちゅうぎんインフィニティファンド3号、HOXIN、群言堂、ジャストビー・キャピタル、TAKAGIパートナーズなどと出資契約を締結したものです。調達目標の23億円と今回調達した約5億円は、いずれも本ファンドへの出資とZ&Cへの株式出資の合計です。
Z&Cは、2021年の創業以来5年間で5件の出資を実行するとともに、経営支援、政策連携、情報発信を通じて、社会性と経済性を両立するゼブラ企業の普及と社会実装に取り組んできました。
2023年の「骨太の方針」にゼブラ企業の創出と投資促進が明記され、2025年の「地方創生2.0基本構想」でもローカル・ゼブラ企業の育成環境の整備が位置づけられています。全国各地で企業・自治体・金融機関などが連携する実践が広がるなか、Z&Cは、企業の事業特性や成長段階に合った資金調達の選択肢を広げるための取り組みを進めています。
本ファンドは、融資性の資金提供を通じてゼブラ企業の事業運営を支えることを目的としています。企業が築いてきた信頼と社会的価値を事業の持続性と併せて捉え、ゼブラ企業への資金循環と金融市場における信用基盤を育てることを目指します。
■今回の1stクローズの位置づけ
Z&Cは創業時に約1億円を調達しています。今回の資金調達はこれとは別に、ファンドを通じた資金供給と、企業評価・経営支援・政策連携などを担うZ&Cの活動基盤の双方を強化するものです。初期投資家の参画を得て取り組みを進め、実践から得られる知見を蓄積しながら、今後の調達規模の拡大を目指します。
■独自の企業評価手法「ゼブラレンズ」
Z&Cが開発した「ゼブラレンズ」は、財務情報に加え、企業が築いてきた信頼や社会的価値を捉え、事業の持続性を多面的に評価する独自の手法です。評価の考え方や具体的な仕組みは、11月18日の発表会にて詳しくご紹介します。
■設立するファンドの概要
・ファンド名称:2026年11月18日発表予定
・目的:融資性の資金を通じてゼブラ企業の事業運営を支え、資金循環と信用基盤を育てる
・評価の考え方:独自の企業評価手法「ゼブラレンズ」を用いて、財務諸表に現れない関係性や未来への価値に対して与信を作り出す
・ファンド出資者:西武信用金庫、ちゅうぎんインフィニティファンド3号、TAKAGIパートナーズ、ミオアンドカンパニー、他
■Z&C代表からのコメント
株式会社Zebras and Company 代表取締役 田淵良敬
社会課題に向き合う企業が事業を続け、成長していくためには、その企業の歩みに合った資金が必要です。私たちはこれまでの投資や経営支援を通じて、顧客や地域との信頼関係が事業を支える一方、その価値が財務諸表だけでは十分に伝わらない場面に向き合ってきました。こうした企業に寄り添う資金のニーズを市場から強く感じており、1日も早く応えたいという思いから、今回のファンド設立を決断しました。創業から5年間、実践と対話を通じて築いてきた下地があったからこそ、想いを共にする出資者の皆さまとこのスタートを切ることができました。この取り組みを、より多くの金融機関や企業、個人の皆さまと共に育て、ゼブラ企業に資金が循環する大きな流れをつくっていきたいと考えています。
■ファンド出資者からのコメント
西武信用金庫 理事長 髙橋一朗様

このたびは本ファンドの設立、誠におめでとうございます。人口減少が本格化するこの時代、拡大・成長を最優先し“競争する経済”ではなく、ともに力を合わせて社会課題を乗り越えるという“協創する経済”が求められています。そのような中、社会課題に向き合い、それを解決すべく情熱を燃やす企業家の皆様はこれからの社会のメインストリームになると確信しております。協同組合として当金庫も応援してまいりたいと思います。
株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ 取締役 投資部長 石元玲様

ゼブラという概念を日本に広め、事業として社会に実装する。その道のりには、相当な葛藤やご苦労があったことと思います。ユニコーンか、ゼブラか。地域には、急成長する企業も、地域に根を張り、産業や暮らしを支える企業も必要です。地域金融機関として、共感にとどまらず、資金を託し、地域企業との接点や事業機会をつなぐ。そして、従来のものさしでは測りきれない可能性を信じ、長期的な成長をともに考える金融を実践していきます。今回のデットファンドへの参画を契機に、地域に根を張る企業がきちんと評価され、報われる仕組みを、一緒につくっていきたいと思います。
■Z&C株式出資者からのコメント
HOXIN株式会社 代表取締役 真鍋康正様

当社が様々な地方の起業家に伴走する中で、「ゼブラ企業」という言葉を耳にすることも増えました。古くて新しい、地方経済を考える上で欠かせない概念になったと感じています。地方社会を経済的・文化的に豊かにする起業家を長期的に支援したいと考える当社の事業と、Z&Cの目指す世界はシナジーが高いと考えて出資させていただきました。出資のみならず様々な場面で協業し、地方企業の多様な成長、進化を後押ししていきたいと思います。
株式会社石見銀山生活文化研究所(群言堂グループ) 代表取締役 松場忠様

2021年に株式会社ゼブラアンドカンパニーとの事業連携において、「共に温かなお金の流れをつくりましょう」と語り合ったことを、今も深く心に留めております。弊社の歴史の中で初めてとなる出資であるからこそ、同じ価値観と未来を描くパートナーと共に歩みたいという想いから決断いたしました。この資金調達を起点として、社会性と経済性の両立を目指す挑戦が、一つの大きな群れとなり、社会全体へと優しく広がっていくことを心より願っております。
合同会社ジャストビー・キャピタル 井上英之様・井上有紀様

これまで、日本の地域や都市のあちこちで、Z&Cのみなさんとは出会い、接点をもち、そして、生み出す地域や属性を超えたつながりと存在の素晴らしさは常に感じていました。今回のような新しい挑戦に対する、投資を始めとするコミットメントは、次なる出会いと関係性を開き、続く人たちやリソースが動きだす契機にもなると考えています。Z&Cは、人と地域と社会の関係性の中で、新たな循環の姿をつくろうとしている。その歩みに、今回は株式への出資からご一緒できること、そして、これから続く物語を、ゼブラ企業という言葉の下に集う皆さんと共に紡いでいけることをとても嬉しく思っています。
■11月18日に報道関係者向け発表会を開催

2026年11月18日(水)に、ゼブラ企業に新たな資金調達の選択肢を提供する本ファンドのローンチに合わせ、報道関係者向け発表会を開催します。社会課題の解決や地域経済の持続的な発展に取り組む企業のなかには、事業の特性や成長の時間軸が従来の金融評価と必ずしも一致せず、資金調達に課題を抱える企業が存在します。発表会では、こうした課題と新たな仕組みが必要とされる背景、融資性の資金提供の意義、ファンドの構想や今後の展望をご説明します。同日発表するリリースでは、ファンドの名称と「ゼブラレンズ」の詳細をご紹介します。
・日時:2026年11月18日(水)14:30〜16:00
・会場・開催形式:MINORIWA(大手町ゲートビルディング内)/メディア向け発表会
・対象:現地=Z&C関係者およびメディア関係者、オンライン=一般参加者
・参加方法:現地参加はZ&Cからのご招待者のみとさせていただきます。オンライン参加に関しては下記のリンクよりお申し込みください。
【当日のプログラム(予定)】
14:30〜15:00 ご挨拶および本ファンドの説明
15:00〜15:10 本事業に関する質疑応答
15:10〜15:40 トークセッション(Z&C代表、金融機関、ゼブラ企業経営者、行政機関からの登壇者が、融資性の資金提供事業の社会的価値や取り組む意義について議論します)
15:40〜16:00 質疑応答 及び 写真撮影
■Zebras and Companyについて
「Different scale, Different future(新しいものさしがあれば、新しい成長が起こり、新しい未来が作れる)」をテーマに、誰もが社会課題解決と持続的で健康的な企業経営に挑戦できる「優しく健やかで楽しい社会」を目指し、投資と経営支援を行う会社です。投資・経営支援、行政や金融企業との連携、「ゼブラ企業」に関するリサーチと情報発信を通してゼブラ的経営を体系化し、「ゼブラ企業」という概念が全ての企業に実装され新たなビジネスモデルの可能性が広がる世界を目指しています。
【会社概要】
社名:株式会社Zebras and Company
設立:令和3年3月12日
事業:「ゼブラ企業」という概念の認知拡大のためのムーブメント・コミュニティづくり、及び、社会実装のための投資や経営支援の実行
代表取締役:田淵良敬・阿座上陽平
社外取締役:小林味愛
監査役:三尾徹
公式サイト:https://www.zebrasand.co.jp
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/zebrasandco
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/zebrasandco
本記事は、Zebras and Companyが2026年11月4日にPR TIMESで発表したプレスリリースを原文のまま掲載しています。
元のリリース:ゼブラ企業を支えるデットファンド設立に向け、Zebras and Company 約5億円を調達