
TOKYO FM「ビズスタ THE REAL WELLNESS」で新刊を紹介
少数株ドットコム株式会社の代表取締役会長、山中裕氏が、TOKYO FM(80.0MHz)のラジオ番組「ビズスタ THE REAL WELLNESS」に出演しました。放送は2026年10月31日(土)7:25〜7:30です。番組が取り上げたのは、山中氏が著者を務め、2026年10月2日に刊行された書籍『良い政策保有株式 悪い政策保有株式』です。この本は同社が監修しています。
「ビズスタ THE REAL WELLNESS」は、”一歩先を行く手の届く贅沢”をテーマにした情報紙「ビズスタ」から、ビジネスパーソンのウェルネスなライフスタイルに役立つ最新情報を届ける番組です。今回はパーソナリティでビズスタ編集長の佐原雅之氏が聞き手となり、山中氏が執筆の経緯と本書の狙いについて話しました。
放送・配信の概要
- 放送局:TOKYO FM(80.0MHz)
- 番組名:ビズスタ THE REAL WELLNESS
- 放送日時:2026年10月31日(土)7:25〜7:30
- パーソナリティ:佐原雅之氏(情報紙「ビズスタ」編集長)
- 出演者:山中裕氏(少数株ドットコム株式会社 代表取締役会長)
- radiko:放送後も「タイムフリー」で聴取可能(放送エリア外の場合はradikoプレミアムで利用可能)
- ポッドキャスト:放送後、番組公式ポッドキャストのほか、Apple Podcast・Spotifyなどの各プラットフォームで配信。配信後は期間の制限なく聴取可能

HOYA創業者の孫が重ねてきた株主提案
山中氏は、光学機器メーカーHOYAの創業者である山中茂氏の孫です。「会社は誰のものか、経営者を誰が監督するのか」という問いは、幼い頃から身近なものだったといいます。2007年にHOYAがペンタックスを買収した際には、将来の主力事業を育てる投資の必要性について、創業家の一員として問題を提起しました。
2010年には、HOYAの株主総会に15議案を提出しています。内容は、役員報酬の個別開示や、社外取締役のみで構成する会議の設置などです。いずれも、今では当たり前となったガバナンス改革を求めるものでした。当時の持株比率は1%以下でしたが、その後の16年間で、HOYAをはじめとする上場7社に計174議案を提案しています。最高賛成率は約48%で、賛成が4割を超えた議案は9件ありました。また、提案の後に会社が自ら取り入れたものは12件にのぼります。

番組で語られた執筆の背景
投資家として企業と向き合うなかで、山中氏は上場企業の財務担当者や経営者から、政策保有株の扱いについて相談を受けるようになりました。特に多かったのは、「非上場株を、まとめてでも早く手放したい」という切実な声だったといいます。
山中氏は番組で、発行会社に買い取りを断られたら打つ手がない、という考えは誤解だと指摘しました。譲渡制限付きの株式であっても、第三者へ譲渡する道は制度上きちんと用意されているといいます。その受け皿として創業したのが、少数株の買い取りを専門とする少数株ドットコムです。事業の現場で見えてきたのは、4万銘柄の非上場政策保有株式が眠っているという事実でした。これが本書を執筆する出発点になったと語っています。
本書は、初めて政策保有株に向き合う人が迷わず読み通せる構成を目指したといいます。「売るべき株」と「持つべき株」の見分け方から、売却の手順、社内を説得するための論理までを扱っています。冒頭には、山中氏が好きな映画「マネーボール」の台詞「壁を最初に破る者は、いつも血を流す」が掲げられています。放送の最後に山中氏は、その壁を最初に破ろうとする人のために本書を書いたと述べ、一読を呼びかけました。

少数株主の課題に向き合う少数株ドットコム
少数株ドットコムは、非上場企業の少数株主が直面する「売れない」「対話できない」という課題に取り組んでいます。株式の売却を支援する一方で、株主として建設的な対話を行い、企業価値の向上も目指しています。投資方針には、一時的な市場のボラティリティに左右される投機的な投資ではなく、投資先企業との深い信頼関係に基づく「中長期投資」を一貫して掲げています。
同社は今回のラジオ出演を、投資の専門家だけでなく、幅広いビジネスパーソンに自社の活動を知ってもらう機会と位置付けています。今後も、メディア出演や書籍の刊行、セミナーの開催を通じて、少数株主の権利と非上場株式の流動化に関する情報を発信していく方針です。山中氏は「発行会社に断られたら終わり、ではありません。譲渡制限付きの株にも第三者へ譲渡する道はあります」とコメントしています。あわせて、放送を聴き逃した人に向けて、ポッドキャストでの聴取を勧めています。
出典:少数株ドットコム株式会社