株式会社エスプールの子会社で、サステナビリティ経営支援サービスを手がける株式会社エスプールブルードットグリーン(本社:東京都千代田区、取締役社長:八林 公平)は、サステナビリティ担当者限定のコミュニティ「Boyadge(ボヤッジ)」を運営しています。同コミュニティは2026年10月、参加企業数が500社、参加人数が1,000名に達しました。2023年10月の開設以来、専門情報の発信や担当者同士の交流の場づくりを続けてきました。企業の垣根を越えて知見を共有することで、サステナビリティ実務を担う担当者を支えています。

担当者にのしかかる実務負担と「サステナ疲れ」
企業のサステナビリティ担当者の役割は、制度や評価基準への対応だけにとどまりません。社内各部署からの情報収集、経営層への説明、取り組みへの理解促進など、担う業務は多岐にわたります。一方で、社内には同じ立場で相談できる相手が少なく、悩みを一人で抱え込みやすいケースもあります。
エスプールブルードットグリーンが2025年12月17~18日に実施した「サステナビリティ対応疲れ」に関する実態調査は、サステナビリティ・環境経営・CSR関連部門の担当者1,016人を対象としたインターネット調査です(2026年1月27日公表)。この調査では、直近1年間で業務量が増えたと答えた担当者が77.4%にのぼりました。また、89.7%が業務負担や疲労感を感じていると回答しています。こうした業務上の負担や孤立感は、いわゆる「サステナ疲れ」につながる要因の一つと考えられます。
同じ調査で、有益で分かりやすい情報源として最も多く挙げられたのは「参加者が限定されている勉強会・情報交換会」で、33.2%でした。担当者の間で知見を共有したいというニーズもうかがえる結果です。
460本以上のコンテンツと対面の交流機会
Boyadgeでは、開設から約3年間で、サステナビリティの最新動向や専門知識を学べるコンテンツを460本以上蓄積し、サイト内で公開しています。主な内容は以下のとおりで、いずれも無料で利用できます。
- サステナビリティ関連ニュースの配信:担当者が押さえておくべきニュースや制度動向の要点を整理し、一次情報へのリンクとともに毎日配信しています。過去のメールマガジンはバックナンバーとして公開されており、キーワードで検索できます。社内説明資料の作成や提案根拠の整理にも活用できます。
- 研修動画・セミナーアーカイブの提供:1本約3分の字幕付き研修動画「PivottA サステナ」を、過去1年分にあたる約60本公開しています。また、CDPやSSBJなどの制度・基準をコンサルタントが解説するセミナーアーカイブを60本以上公開しています。投影資料や質疑応答をまとめた資料も閲覧でき、新任担当者の基礎学習や既存担当者の復習にも役立つ内容です。
オンラインのコンテンツに加えて、担当者同士が直接顔を合わせるオフラインイベントも定期的に開いています。2026年10月までに計17回を実施し、各社の取り組みや実務上の悩みを共有する機会を提供してきました。
10社・24名から500社・1,000名へ、33業種すべてを網羅
Boyadgeは2023年10月、10社・24名でスタートしました。その後、参加企業は2024年末に200社、2025年末に300社、2026年8月に400社と増え、同年10月に500社・1,000名に到達しました。参加企業はプライム市場上場企業が中心ですが、スタンダード市場上場企業や非上場企業にも広がっています。上場・非上場を問わず、参加企業の業種を東京証券取引所の33業種分類に準じて整理すると、33業種すべてが含まれています。
エスプールブルードットグリーンは今後も、情報発信や学習コンテンツを充実させるとともに、担当者同士が直接交流できる機会を広げていく方針です。特定の業種やテーマに焦点を当てたイベントも随時開催する予定です。オンラインでは得にくい、実務経験に基づく知見を共有する場を通じて、各社が抱える実務課題の解決を支援していくとしています。
出典:株式会社エスプール