「地域ブランド調査2026」の都道府県魅力度ランキングの結果から、東北各県のランキングを紹介。最も評価が高かったのは宮城県で全国11位でした。さて、青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県の結果はいかに・・・。

宮城県の魅力度は前年より4つ上昇し、11位に。これは2023年と並んで過去最高タイという高評価です。
宮城県に続く東北2位は青森県。前年より順位が3つ上昇し18位に。魅力度の点数も上昇しています。もちろん祭りの評価は日本一。。


次に、東北6県の過去5年間の魅力度の順位をグラフ化したものです。
宮城県は5年連続で東北では1位で、東北のブランド面でリーダー的存在。福島県は2024年から2年連続で上昇しています。
山形県は2025年に大きく上昇した反動でしょうか、今回は順位が下がってしまいました。
ただし、各県ともに特徴があり、それぞれ状況は異なっているようですので、以下では県ごとに結果を分析しました。
11位 宮城県 ベスト10入りも目前か?
宮城県の魅力度は4つ上昇した要因として考えられるのは、観光面での評価が高まっていること。観光意欲度が15位で前年23位から急上昇しています。
岩沼市にある金蛇水(かなへびすい)神社がSNSで大人気になり、なんと外国人観光客が9.3倍にもなっているとのことです。
それから、気仙沼大島の山頂に「亀山テラス360」という気仙沼湾などリアス式の海岸の光景を360度グルリと見渡せる施設ができ、そしてそれにつながるモノレールも新たに開業して、新たな観光地として注目を集めているようです

18位 青森県 祭りの評価は日本一
青森県の魅力度は前年より順位が3つ上昇し18位に。点数も上昇しています。
「地域固有の祭りやイベント等」の認知度は30.7%で全国1位ですが、これは「青森ねぶた」、「弘前ねぷた」が有名です。
青森市の「ねぶた」は、立体的な人形型ですが、弘前市の「ねぷた」は兵目的な扇型。青森での掛け声は「ラッセーラー」に対して、弘前では「ヤーヤドー」と異なっています。
どちらもルーツは同じだといわれていますが、それぞれを比較することで楽しみは倍増します。
なお、青森ねぶた祭りではARを活用した解説動画の導入と、ねぶた屋台村が設置されて、人気をさらに高めているようです。

23位 秋田県 食材とイベントの評価高い
秋田県は魅力度ランキングで23位と、前年より順位を一つあげました。
「魅力的な伝統芸能、祭り、イベントがある」が全国3位と高いほか、「地元産の食材が豊富」も全国4位です。
2026年の「大曲の花火」第98回全国花火競技大会は、8月29日に秋田県大仙市の雄物川河畔で盛大に開催され、10万人を超える観客の前で、約1万8000発の花火が打ち上げられました。
最大の見せ場は「栄光への讃歌」と銘打ったりくりゅうペアがフリーで使った映画「グラディエーター」の曲に合わせた花火で、約5分間に2500発が夜空に花咲きました。

28位 福島県 観光キャンペーン効果で魅力度アップ
福島県の魅力度は5つ上昇して28位となりました。観光意欲度も前年の43位から34位へと、なんと9ものランクアップです。
今年の4月から6月まで、「しあわせの風ふくしま」のキャッチフレーズの元、大型の観光キャンペーンが展開されました。
その際には、特別列車「あいづSATONO」や、只見線の「只見線レトロ満喫号」が運行されたほか、県内各地で500を超える特別企画やコラボイベントが開催されました。
これらの効果として、「行楽・観光のために訪れた」と答えた人の割合は24.3%と前年の21.2%より大幅に増加しています。

31位 岩手県 スポーツの評価が高い
岩手県の魅力度は31位で、前年と同順位でした。
岩手県といえば、大谷翔平、菊池雄星、佐々木朗希という、メジャーリーグで大活躍している3人が岩手県のスポーツのイメージを飛躍的に高め、世界中から注目されています。
大谷選手の出身である花巻市は「プロスポーツのチームや選手の認知度」が全1000市区町村中1位であるのは当然とも言えますが、釜石市は「アマチュアスポーツのチームや選手の認知度」が全国1位となっています。
これは、ラグビーの日本製鉄釜石シーウェイブス」の活躍によるものでしょう。

33位 山形県 世界の旅行先25に選出で注目
山形県の魅力度は順位を7つ下げて33位となりました。
これは、前年に山寺や銀山温泉がインバウンドに人気となり、その影響で魅力度が急上昇した反動と言えます。実際に2024年の魅力度は33位で、今年と同じ順位です。
さて、山形県では米国『ナショナル ジオグラフィック』が発表した「2026年に行くべき世界の旅行先25選」において、日本国内で唯一山形県が選出されました。
「別世界のような静けさを保つ場所であり、日本の旅行者もまだ多くが訪れていない聖なる山々、静寂に包まれる寺社、フォトジェニックな温泉、四季を通じて各地で開催される伝統的な祭りなど、混雑を避けて、通年で、古くからの伝統と神秘的なアウトドア体験ができる」という点が評価さたとのことです。

第21回「地域ブランド調査2026」とは
「地域ブランド調査2026」は、国内1,000市区町村および47都道府県の計1,047地域を対象に、全国の消費者が各地域のブランド力を評価する、日本最大規模の消費者調査です。
2006年から毎年実施されており、今回で21回目となります(都道府県については2009年から調査を開始し、今回で18回目)。
調査では、各地域について「魅力度」「認知度」「情報接触度」をはじめ、地域のイメージ(「歴史・文化のまち」など14項目)、情報接触経路(「旅番組」など15項目)、地域コンテンツの認知(「ご当地キャラクター」など17項目)、観光意欲度、居住意欲度、産品の購入意欲度、地域資源の評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など18項目)など、全91項目を質問。インターネットを通じて全国から得られた31,666人の有効回答をもとに、20代から70代までの人口構成に合わせて集計・分析しています。
認知度や魅力度、地域のイメージ、観光・居住・産品購入への意欲などを多角的に評価することで、各地域のブランド力の現状を把握できる大規模調査です。
調査概要
調査方法: インターネット調査
回答者: 年齢20代~70代の消費者を男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収。
※日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計
有効回収数: 31,666人
※1人の回答者は市区町村の調査票の場合20、都道府県は12の地域について回答。
1地域の平均回答者数は市区町村は平均558人、都道府県は平均949人
調査対象: 全国1,000市区町村(全792市+東京23区+185町村)と47都道府県
調査時期: 2026年6月23日~7月17日
お問合せ先
株式会社ブランド総合研究所
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本記事は、株式会社ブランド総合研究所が2026年10月19日にPR TIMESで発表したプレスリリースを原文のまま掲載しています。
元のリリース:東北各県の魅力度ランキング2026 ー 宮城が11位に急上昇。続く東北2位はどこの県?(地域ブランド調査2026より)