Atlas Technologies、2026年12月期通期業績予想を上方修正し、初の配当実施と自己株式の取得・消却を発表

通期業績予想の上方修正

同社は、2026年12月期の通期連結業績予想を上方修正しました。第2四半期累計期間において、売上高は当初想定通りに推移し、上期業績予想を達成しました。特に、コンサルタントの稼働効率向上により収益性が想定以上に向上したこと、および規律ある投資執行により、各段階利益が上期業績予想を上回る結果となりました。

この進捗に加え、上半期の稼働効率改善とコストマネジメントの効果が下半期も継続すると見込まれることから、各段階利益を上方修正しています。

指標 前回発表予想 (A) 今回修正予想 (B) 増減額 (B-A) 増減率 (%)
売上高 (百万円) 2,400 2,400 0 0.0
営業利益 (百万円) 60 100 40 66.7
経常利益 (百万円) 60 100 40 66.7
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 40 70 30 75.0
1株当たり当期純利益 (円銭) 5.38 9.60

財務予想の修正

配当予想の修正(初配)

これまで将来の事業展開と経営体質強化のための内部留保を最優先としてきた同社ですが、利益創出の着実な進展と財務基盤の安定化、中長期的な成長見通しが立ったことから、株主への継続的な利益還元が可能なフェーズへ移行したと判断しました。

これに伴い、株主還元の基本方針を見直し、2026年12月期期末配当予想を初配となる7円へ修正しました。2026年8月14日時点の終値ベースでは、配当利回りは2.2%と、グロース市場の平均を上回る水準です。

新たな配当方針として、「累進配当」と「DOE(株主資本配当率)3%以上」を導入します。「累進配当」では原則として減配を行わず、配当水準を維持または利益成長に合わせて増配していく方針です。また、「DOE3%以上」を目安とすることで、一過性の損益変動に左右されない安定的な配当を目指します。

配当予想の修正

自己株式の取得および消却

同社は、2026年12月期における資本戦略として、総株主利益の最大化と機動的な株主還元を追求するため、自己株式の取得および消却を実施しました。これは、資本効率の向上と流通株式比率の向上を目的としています。

自己株式の取得は2026年8月17日に東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を通じて完了しています。取得内容は以下の通りです。

  • 取得した株式の種類:普通株式

  • 取得した株式の総数:370,000株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合5.0%)

  • 株式の取得価額の総額:118,770,000円

自己株式の取得概要

消却する株式の総数は370,077株で、消却予定日は2026年8月31日です。この自己株式の消却により、1株当たり純利益(EPS)は当初予想から178%増加し、9.60円となる見込みです。

自己株式の消却内容

今後の見通し

今回の業績上方修正、初の配当実施、そして自己株式の取得・消却は、同社が安定的な成長フェーズに入り、株主還元を重視する経営姿勢を明確に示したものと言えるでしょう。これらの施策は、資本効率の向上と中長期的な企業価値向上に寄与すると期待されます。

関連情報

より詳細な情報は、以下の資料をご参照ください。

Atlas Technologies株式会社 会社概要

Atlas Technologies ロゴ

  • 社名: Atlas Technologies 株式会社

  • 上場市場: 東京証券取引所グロース市場(証券コード9563)

  • 代表者: 代表取締役社長 山本 浩司

  • 所在地: 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号

  • 設立: 2018年1月

  • URL: https://atlstech.com/

  • 事業内容: 決済・金融領域に特化したコンサルティング・サービス(戦略立案からプロジェクト実行、ITリスク管理、サイバーセキュリティ、PMOなど)