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元アクセンチュアの太田昂志氏がBAKUTAN顧問に就任、既存の人事システムを置き換えない人事AI基盤「BAKUTAN OS」のモジュール展開を加速

元アクセンチュアの太田昂志氏がBAKUTAN顧問に就任、既存の人事システムを置き換えない人事AI基盤「BAKUTAN OS」のモジュール展開を加速 DX・テクノロジー

人事AIプラットフォーム「BAKUTAN OS」を展開するBAKUTAN株式会社(東京都文京区、代表取締役CEO:小森谷周大)は、太田昂志氏が顧問に就任したと発表しました。太田氏は元アクセンチュアのプリンシパル・ディレクターで、現在は上場企業で執行役員CHROを務めています。同社はこの就任を機に、顧客企業への「戦略提示」と「プロダクト強化」の両面で取り組みを強化します。

元アクセンチュアの太田昂志氏がBAKUTAN顧問に就任、既存の人事システムを置き換えない人事AI基盤「BAKUTAN OS」のモジュール展開を加速

既存の人事システムを活かし、定性データまで読み解く「BAKUTAN OS」

「BAKUTAN OS」の中核にあるのは、組織内の定量データと定性データを繋ぐ「HRデータオントロジー」です。散らばった人のデータをありのままの形で束ね、「人」を軸に意味で結び付けます。BAKUTANはこの基盤を通じて、日経225企業複数社を含むエンタープライズ企業を中心に、人事オペレーションと意思決定の高度化を支援しています。

大きな特長は、新たな人事システムやSaaSの導入・置き換えを行わずに、基幹ERPやレガシーシステム、タレントマネジメントクラウドといった既存システムのデータをそのまま使える点です。既存システムのデータをそのまま活かせるため、大規模なシステム刷新を待つことなく、経営課題に直結するテーマからAI活用に着手できます。さらに、職務経歴書や面談記録、人事ヒアリングなど、これまで活用が難しかった定性データに埋もれた「深いコンテキスト」もAIで読み解き、人事の意思決定に活かせます。基盤上のAIエージェントが扱うテーマは、採用、配置、登用、社内公募、目標管理、サーベイ、ポートフォリオマネジメントなど多岐にわたります。

大手企業で進む取り組み

  • 三菱電機株式会社:グループ各社で異なる方法で管理・運用されてきた、世界200以上のグループ会社・約15万人の人財データを、「BAKUTAN OS」上のAIエージェントが共通フォーマットへ自動で統合します。データ統合にかかる工数は、従来比60%以上の削減を見込んでいます。あわせて、次世代経営層候補人財向けのジョブポスティング制度で、マッチングの高度化にも着手しています。
  • 株式会社レゾナック・ホールディングス:面談記録や人事ヒアリングなどの定性データから、組織と人の「コンテキスト(文脈)」を可視化する共同研究に着手しました。コンテキストを踏まえたより深い人財検索・マッチングを通じて、適所適材と個人のハピネス向上をめざして協働しています。

同社は、こうした取り組みの成果を左右するのは、HRデータオントロジーで統合・可視化したデータとそこから得られる深いインサイトを、どの経営・事業課題にどう結び付けるかだとしています。

元アクセンチュアの太田昂志氏がBAKUTAN顧問に就任、既存の人事システムを置き換えない人事AI基盤「BAKUTAN OS」のモジュール展開を加速

CHROとコンサルタントの経験を、戦略とプロダクトの両面に

太田氏は、システムインテグレーターなどを経て株式会社ゆめみに入社しました。同社ではCHRO、取締役、上席執行役員を歴任し、人事・組織の面から事業の急成長を牽引しました。働きがいのある会社として、複数の外部アワード受賞や各種ランキング入賞にも導いています。その後、アクセンチュア株式会社との経営統合を主導しました。統合後はプリンシパル・ディレクターとして、M&Aに伴う組織人事やチェンジマネジメント領域のコンサルティングに従事しました。現在は上場企業の執行役員CHROとして人事領域全般を管掌しています。共著に『職場を上手にモチベートする科学的方法』『グロービスMBA マネジメント・ブック[改訂4版]』(ともにダイヤモンド社刊)があります。

顧問としての役割は二つあります。顧客企業との取り組みでは、経営・事業課題と人事データ活用を結び付ける戦略面での提言を行います。プロダクト面では、経営と連動したモジュールの企画・開発に助言します。BAKUTANは、中堅・成長企業からエンタープライズ企業までを対象に、事業戦略と連動した人事データ活用、AIネイティブな組織能力調達、人財の活性化のあり方を顧客企業に提示していきます。あわせて、その設計思想を「BAKUTAN OS」上のモジュールの企画・開発に反映させます。

また同社は、基幹型人事ERPをはじめとする従来のアプローチを見直し、よりグローバルにスケーラブルなプロダクトモデルの検討を進めるとしています。なお、太田氏の顧問就任は同氏個人としての活動です。同氏の所属企業とBAKUTANとの業務提携や、所属企業によるBAKUTANの製品・サービスの推奨を意味するものではないと説明されています。

元アクセンチュアの太田昂志氏がBAKUTAN顧問に就任、既存の人事システムを置き換えない人事AI基盤「BAKUTAN OS」のモジュール展開を加速

「日本から世界に届くプロダクトを」

太田氏はコメントで、人・組織の領域では今なお経験や勘に委ねられた意思決定が多い一方、AIの進化によってそのあり方が大きく変わろうとしていると述べました。既存システムを置き換えず、散在する人のデータを束ねて、経営と連動した仕組みを素早く実装する「BAKUTAN OS」のアプローチに大きな可能性を感じているといいます。また、大規模な変革に携わってきた経験から、重要なのは技術の導入そのものではなく、それを経営や現場の意思決定に結び付けることだと強調しました。そのうえで、日本の中だけで評価されるサービスではなく、日本から世界に届くプロダクトをつくりたいとしています。

小森谷CEOは、「BAKUTAN OS」が先進的な企業との共創を通じて、人事データの統合から戦略人事への活用までを担うプラットフォームへ進化してきたと振り返りました。次のフェーズでは、より多様な事業規模・事業環境の企業を支えるグローバルなソリューションをめざします。共創で磨いてきた設計思想を経営と連動したモジュールとして体系化し、国・地域を問わず届けられるプロダクトへ発展させる考えです。小森谷CEOは、太田氏の見識を借りながら、日本から世界に通用する「HRの新しい標準」づくりを加速するとしています。

2026年10月時点のBAKUTANのリーダーシップは次のとおりです。経営陣は、代表取締役CEOの小森谷周大氏、取締役CTOの上原直人氏、CPOの神田慧悟氏の3名です。顧問には、ソニーグループで執行役専務などを務めた事業顧問の安部和志氏、東京大学教授で日本ディープラーニング協会理事長の技術顧問・松尾豊氏が名を連ねています。今回、新任の顧問(プロダクツ)として太田氏が加わりました。

出典:BAKUTAN株式会社

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