少数株ドットコム、GTグループ食品統括者ギオルギ・タヴディシュヴィリ氏の多角化戦略を分析するウェビナーを9月中旬に開催

GTグループの事業モデルと多角化戦略

GTグループは1999年に事業を開始し、2005年1月17日に持株会社として正式に設立されました。同グループの多角化を特徴づけるのは、「海外メーカーの製品を輸入し、販売し、その後の保守を提供する」という一貫した事業モデルです。このモデルは、自動車(GTモータース)を起点に、建材(コルヒ)、ワイン醸造・ぶどう畑向け機器(GT Vinea)、船舶(GT Marine)など、多様な分野へと展開されています。

タヴディシュヴィリ氏が執行役を務める食品スーパー「ユーロプロダクト」は、トビリシと地方にわたって40店舗を展開しています。この事業は、ニノ・ブレグヴァゼ氏と50/50で共同保有する関係にあります。GTグループは、自動車のような「高額・低回転」の商材と、食品のような「低額・高回転」の商材を組み合わせることで、景気変動時の経営安定化を図っています。

同グループの多角化は、単なる「分散」ではなく、事業間のシナジーを意識したものです。例えば、ワイン醸造機器事業は既存の農業顧客網を活かし、船舶事業は観光都市バトゥミの需要を捉えるなど、各事業が共通の糸で結ばれています。「輸入・販売・保守」という同一の事業モデルを横展開することで、蓄積された専門性を活かしたシナジー効果を生み出しているといえます。また、3名が3分の1ずつを保有する資本構成は、意思決定に2名の協力が必要となるため、一方的な支配を防ぎつつ、慎重な意思決定を促すガバナンス体制となっています。

ウェビナーの主なトピック

本ウェビナーでは、主に以下の4つのトピックについて詳しく解説が行われます。

  • 輸入・販売・保守という共通モデルの横展開: 自動車から建材、ワイン機器、船舶まで、海外メーカー製品の輸入・販売・保守を一貫したモデルで展開する戦略。

  • 40店舗の食品スーパー「ユーロプロダクト」の統括: 第42位のブレグヴァゼ氏と共同で保有する食品スーパーの執行役として、40店舗のネットワークを統括する役割。

  • 分散ではなく糸の通った多角化: 農業顧客網を活かすワイン機器事業や観光需要を捉える船舶事業など、事業間に共通の糸を通したシナジー設計。

  • 3等分の資本構成と合意型の意思決定: 3名が均等に株式を保有し、意思決定に2名の協力を要する、合意型のガバナンス体制。

開催概要

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ウェビナーの詳細

  • 日時: 2026年9月中旬

  • タイトル: 少数株ドットコム代表 山中 裕「ジョージアについて語る」シリーズ:Forbesジョージア富豪100人 第48回『ギオルギ・タヴディシュヴィリ――輸入・販売・保守を貫き多角化する、GTグループの食品統括者』

  • 形式: オンライン配信(Zoomウェビナー)

  • 参加費: 無料(事前登録制)

  • 対象者: 流通・輸入・多角化経営に関心のある経営者、共通モデルによる多角化や均等出資の資本構造を学びたい投資家、ジョージアをはじめとする新興国市場に関心のあるビジネスパーソン

  • 申込方法: info@shosukabu.com 宛に、件名へ『「富豪100人シリーズ第48回」ウェビナー参加希望』と明記のうえ、お申し込みください。

今後の展望

「山中裕が語るForbesジョージア富豪100人」シリーズでは、表面的なブームや印象論に惑わされることなく、客観的な「データと構造」から新興国資本主義の地層を紐解いていく方針です。少数株ドットコムは今後も、市場の歪みや未開拓の価値を見出す独自の視点に基づき、持続可能な企業価値の最大化に貢献するグローバルインテリジェンスを提供していくとしています。

関連情報

少数株ドットコム株式会社は、非上場企業の株式流動化プラットフォームを運営しており、中長期投資を目的とした事業を展開しています。

また、非上場株式の売却に関する書籍も出版されています。

非上場株式売却入門