こんな焦りや悩みを抱えていませんか?
「開封すらされていない気がする…」
毎日何百通ものメールを受け取るメディア関係者の目にとまり、実際に取材につながる企業と、そうでない企業。
その決定的な差は、文章のうまい下手ではなく、「ニュースとしての設計力」にあります。
本記事では、現役メディア関係者としての視点から、記者が「つい読みたくなる」「取材したくなる」プレスリリースの書き方を徹底解説します。
2026年の最新トレンドを踏まえたテンプレート付きで、初心者の方でも今日から使えるノウハウをお届けします。
1. プレスリリースとは?「送る」から「読ませる」への意識改革
まず、テクニックの話に入る前に、もっとも重要なマインドセットについてお話しします。
プレスリリースとは、単なる「お知らせ」ではありません。
企業がメディアを通して社会へ届ける「公式文書」であり、「ニュースの原石」です。
ここで多くの人が陥る罠があります。
それは、「会社の言いたいこと」だけを詰め込んでしまうことです。
メディアは「広告」ではなく「ネタ」を探している
メディア関係者は、あなたの会社の宣伝マンではありません。
彼らは、彼らの読者や視聴者にとって有益な情報、面白い話題、社会的な意義のあるニュースを探しています。
PRISAでは、この視点の切り替えを「ニュース設計」と呼んでいます。
「情報を送りたい(発信者目線)」から、「記者が記事にしたくなる(受信者目線)」へ。
この意識の変化こそが、取材獲得への第一歩なのです。

2. 【2026年版】記者が読むプレスリリースの構成「基本の5パート」
多くの記者は、1通のプレスリリースを数秒で判断します。
その短い時間で「おっ、これは」と思わせるためには、読みやすい「型」が必要です。
基本的な構成は以下の5つのパートで成り立っています。
- ① タイトル(最重要!)
- メールの件名や記事の見出しになる部分。30文字〜50文字程度で、ニュース性がひと目で伝わるようにします。具体的な数字やトレンドワードを入れるのが鉄則です。
- ② リード文(要約)
- 本文の前に置く、ニュースの全体像。最初の3行程度で「誰が・何を・なぜ・どうした」という5W1Hを端的に説明します。
- ③ 本文(詳細)
- ニュースの詳細情報です。背景、サービスの仕様、開発の経緯、データなど、具体的な裏付けを記載します。
- ④ 画像・資料(ビジュアル)
- 文字だけのリリースは読まれません。サービスの利用イメージ、商品の物撮りなど、高解像度の画像は必須です。
- ⑤ 会社情報・問い合わせ先
- 信頼性を担保する会社概要と、記者がすぐに連絡できる担当者の直通連絡先です。
特に重要なのは、「タイトル・リード文・画像」の3要素。
これらだけで、リリースの印象の8割が決まると言っても過言ではありません。

3. 採用率アップ!記者が“取材したくなる”3つの心理トリガー
ただ事実を並べるだけでは、ニュースにはなりません。
記者が「これは記事にできる!」と判断するポイントは以下の3点です。
📊 数字・データ
(客観性)
「大好評」などの形容詞ではなく、「発売1週間で1万個完売」「前年比150%」といった客観的な数字を記者は求めています。調査リリースのデータなども重宝されます。
📖 人・物語
(ストーリー性)
AI時代だからこそ、人間味のあるストーリーが求められます。開発者の苦労や創業者の想いなど、「Why(なぜやるのか)」の部分に記者は共感します。
🌏 社会・トレンド
(時事性)
今のトレンド(SDGs、AI、推し活など)と自社商品をどう結びつけるか。「自社のニュース」を「社会のニュース」に翻訳する視点が重要です。
4. 実践!そのまま使えるプレスリリース書き方テンプレート
構成を毎回ゼロから考えるのは大変です。
以下のテンプレートをコピー&ペーストして、内容を埋めていくだけで、基本を押さえたリリースが完成します。
【報道関係者各位】
202X年〇月〇日
株式会社〇〇
【タイトル】
〇〇業界初!△△の課題を解決する「(商品・サービス名)」を〇月〇日より開始。
〜事前予約だけで〇〇人が殺到!〇〇(トレンド)に対応した新時代のサービス〜
【リード文】
「(企業理念など)」を掲げる株式会社〇〇(本社:東京都〇〇、代表取締役:〇〇)は、202X年〇月〇日(曜日)より、△△に対応した新サービス「(サービス名)」の提供を開始いたします。
本サービスは、近年増加する□□という社会課題を解決するために開発されました。
【本文:背景】
昨今、〇〇業界においては□□が大きな課題となっています。(公的データなどを引用)。
当社ではこの課題に対し、〇〇という独自技術を用いてアプローチを行ってきました。
【本文:サービスの特徴・3つのポイント】
1. 業界トップクラスの〇〇性能
従来比〇〇%アップを実現し、より快適な……
2. 初心者でも安心の〇〇設計
操作不要で、誰でも簡単に……
3. リーズナブルな価格設定
月額〇〇円から利用可能で……
【担当者・代表コメント】
「開発には〇年の歳月をかけました。特に苦労したのは……」
「このサービスを通じて、〇〇な世の中を作りたいと考えています」
【サービス概要】
名称: / 発売日: / 価格: / 販売場所:URLなど
【会社概要】
商号:株式会社〇〇
代表者:代表取締役 〇〇
所在地:〒000-0000 東京都……
URL:
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社〇〇 広報担当:佐藤(サトウ)
電話:03-0000-0000(携帯:090-0000-0000)
メールアドレス:pr@example.com
ポイントは、「問い合わせ先」に携帯電話番号を入れること。急ぎの取材依頼を逃さないためのプロのテクニックです。
5. 実は逆効果?やってはいけないNG構成ワースト3
頑張って書いたのに、メディア関係者に「読む価値なし」と判断されてしまう残念なパターンもあります。以下の3つには十分に注意してください。
× NG 1
売り込み色が強すぎる
「今ならお得!」「最高の商品!」といった主観的な宣伝文句は信頼性を損ないます。形容詞は削ぎ落とし、事実で語りましょう。
× NG 2
専門用語だらけで難解
記者はその業界の専門家とは限りません。中学生でもわかる言葉選びを心がけてください。「社内用語」は要注意です。
× NG 3
画像がない・粗い
テキストだけのメールはスルーされがちです。また、Word埋め込み等の粗い画像ではなく、高解像度の画像リンクを用意しましょう。
6. 新しい広報の形:PRISAが提案する「レターリリース」とは
ここまで「書き方」をお伝えしてきましたが、実は最も大切なのは「継続」です。
「新商品が出るときだけ」送る単発のリリースでは、メディアとの関係は築けません。
そこでPRISAが提案しているのが、「レターリリース」という考え方です。
レターリリースとは?
大きなニュースがない月でも、「業界の動向」や「社内の小さな取り組み」を、手紙のように定期的にメディアへ届ける手法です。
- 単純接触効果で認知度アップ
定期的に名前を見ることで、記者の記憶に残ります。 - タイミングを逃さない
記者がネタを探している瞬間に合致する確率が上がります。 - 信頼関係の構築
「いつも有益な情報をくれる会社」としてのポジションを確立できます。
PRISAの「送り放題プラン」なら、コストを気にせず、このレターリリースを実践可能です。
書き方に自信がなくても、AIアシスト機能などでサポートしますのでご安心ください。
7. まとめ|“書く”より“伝わる”プレスリリースへ
重要なのは、美辞麗句を並べることではなく、記者の目線に立って「社会性」「ストーリー」「数字」を設計することです。
あなたの会社には、まだ世の中が知らない素晴らしい価値が眠っているはずです。
まずは今回ご紹介したテンプレートを使って、最初の一通を書いてみませんか?
そして、継続的な配信にはぜひPRISAをご活用ください。