【付加価値で差別化するコンセプトジムが増えている】
アミューズメント型フィットネスで会員数を 5 割増やした「フィットイージー」

低価格ジムが勢力を広げる中、付加価値で差別化するコンセプト型ジムも増えている。全国に 130 店舗を展開するフィットイージーは22 年から本格的に「アミューズメント型フィットネス」を打ち出し、会員数は 22 年末時点で前年同期比約 5 割増えた。

トランポリンを使うバーチャルトレーニング・体幹を鍛えるドライブシミュレーター、店ごとに異なるバーチャルトレーニングを揃えている

ミニトランポリンを使ったバーチャルレッスンでは、トランポリン上を動き回る有酸素運動で、脂肪燃焼や代謝アップ、関節に負担をかけずに体幹や下半身の強化を目指す。
プロドライバー監修のドライブシミュレーター「FIT-RACE」を導入。e スポーツが体験でき、実際のレーシングカーと同じく体幹のトレーニング要素が必要となる。天候を気にせず練習できるバーチャルゴルフ。距離を伸ばすための下半身トレーニングも実施。バーチャルを活用したフィットネスなら、体づくりの初心者でも楽しみながらできる。

仕事をしながらトレーニングもできる複合施設としてサービスを提供
トレーニング、仕事、リフレッシュなど目的に合わせていけるジム

全国で 24 時間型フィットネスクラブを運営しており、ライフスタイルに合わせて利用できる。店舗ごとで設備が異なり、サウナ設備やセルフエステマシン、高濃度酸素を吸引できるO2ルーム等、フィットネスを補完するさまざまなサービスを提供。
運動を義務にせず、楽しみながら体力づくりをしてもらいたいという思いがある。

数々の新規事業を開発し、アミューズメントフィットネスを導入した フィットイージー株式会社 取締役副社長 中森 勇樹

リユース事業を全国展開する企業の役員を経て 2021 年 8 月よりフィットイージーの副社長に就任。これまで 25 年以上にわたり数々の新規事業を開発し 500 店舗以上の店舗展開を行なう。「アミューズメント型フィットネス」を掲げ、独自戦略を打ち出してきた。