魚肉のすり身を揚げたら「はんぺい」、茹でると「はんぺん」
「豊浜はんぺい」は魚肉のすり身を成型して油で揚げた日本料理で、俗にいう薩摩揚げのこと。「揚げかまぼこ」に分類され、地域によっては「てんぷら」や「つけ揚げ」と言う名称で呼ばれている。
実は魚肉練り製品は、製造方法で名称が分けられていて、簡単に分類すると揚げると「はんぺい(薩摩揚げ)」、茹でると「はんぺん」、焼くと「ちくわ」、蒸すと「かまぼこ」になる。
豊浜はんぺいはすり身の含有量が多く食べ応えのある食感が特徴的
豊浜はんぺいは「食べ応えのある食感」「冷めても美味しい」。つなぎに使う水分を極限まで抑え、魚のすり身の含有量を増やすことで「食べ応えのある食感」を実現。魚のすり身のたっぷりが生み出す弾力のおかげで「冷めても美味しい」を実現している。
地元の魚や有機野菜を使用した地域連携はんぺい
練り物専門メーカー「豊浜水産」が作る「豊浜はんぺい」は地域連携をテーマに地元の魚(ハモ、シラス、マダカ、クロダイなど)や有機野菜を使用した商品が揃う。
はんぺいの種類は主に 5 つの種類に大きく分かれている。
■昔ながらのはんぺい ■小判はんぺい ■地魚はんぺい ■その他(変わり種) ■有機野菜はんぺい
▼バリエーション豊富な「豊浜はんぺい」 商品例
伝統を大事にしつつ「はんぺいチーズドッグ」「ペイ麺」など挑戦的な新商品も開発
世界初(?)となる新商品「はんぺいチーズドッグ」は、チーズとウインナーを魚のすり身で巻いてパン粉をつけて揚げた商品でお酒のつまみはもちろん、子供にも大人気。
魚肉のすり身を麺にした「ぺい麺」は、そのままで麺つゆなどに付けても、炒めても、茹で美味しく食べる珍しくもヘルシーな商品。
■はんぺいで地域貢献!火災被害の酒造を助けるべく誕生した限定 1000 個のシリアルナンバー入り「呑合半平(のみあわせはんぺい)」
愛知県常滑市で 170 年以上続く伝統の酒蔵、澤田酒造が 2020 年 11 月末に火災の被害により麹室が全焼。豊浜水産が再建を手助けすべく、火災被害を免れたものの廃棄寸前になった麹を使い「麹室復興プロジェクト」として誕生した限定 1000 個・シリアルナンバー入りの特別なはんぺい。
「No Hanpei No Life」を掲げ、練り物文化を広げるため常に挑戦!
豊浜水産 4 代目・石黒直樹
幼少期には「友達が遊びに来るとおやつにはんぺいが…」「友達の家に行こうとすると手土産にはんぺいが…」「晩御飯にもはんぺいが…」という 3 大事件をきっかけに、はんぺいが大嫌いなった過去もある豊浜水産 4 代目・石黒直樹さん。
現在は「No Hanpei No Life~食卓にいつも豊浜はんぺい~」を掲げ、練り物文化を広げるため精力的に活動している。