【障がい者の貧困率は、健常者の 2 倍以上…】
アートで障がい者の自立支援を目指すマーケティング専門家・中澤 俊太
障がい者の総数が約 964.7 万人に上る日本で、問題視されているのが、障がい者の貧困…。障がい者の貧困率は、障がいのない方に比べ 2 倍以上という研究結果も報告されている。そこで、マーケティング専門家の中澤俊太氏が障がい者の貧困問題を解決するため始めたのが、「キャンバスアートコンテスト」。アートを通じて、障がい者の自立支援を行うプロジェクトだ。
【誰でも障がい者アートに投票できる!最優秀賞者には 20 万円を授与】
「キャンバスアートコンテスト」を開催し、障がい者の自立をサポート!
「キャンバスアートコンテスト」は、障がい者が制作したアート作品に “投票”という形で寄付(1票 1000 円~)ができるコンテスト。最優秀賞に輝いた障がい者に 20 万円、優秀賞者に 10 万円を賞金として授与するという取組。
多くの方が障がい者アーティストの作品を知るきっかけを作ると同時に、寄付しやすい環境を作ることで、障がい者の自立支援を行っている!
*「キャンバスアートコンテスト」公式サイト:https://canvaz.art/pages/contest2305
【作品ごとに寄付できるオンライン美術館も開設】
寄付の一部を支援金として受け取れる「障がい者アート美術館」
コンテストに出展された作品は、WEB 上の「障がい者アート美術館」にも掲載される!このオンライン美術館では作品ごとに寄付ができ、アーティストは寄付の一部を支援金として受け取ることが可能!
*「障がい者アート美術館」サイト:https://canvaz.art/pages/museum
【人物情報:WEB マーケティングの専門家 中澤 俊太】
障がい者の方々が好きなことで稼げる社会を目指し「アートコンテスト」を開催
家族が松葉杖生活になり、生活が困難になったことを機に、障がい者の方々がどんなに生活が大変なのかと思い、調べてみたところ、低賃金問題を知る。そこで、障がい者の方々が好きなことでお金を稼げる仕組みを作ることができれば、自立をサポートできると考え、2022 年から「キャンバスアートコンテスト」を開催。