Forbesジョージア富豪100人 第31弾:マクドナルド・ジョージア運営責任者テンギス・カパナゼ氏の経営戦略を解説するウェビナー開催

少数株ドットコムがジョージア経済分析ウェビナー第31弾を開催

少数株ドットコム株式会社は、ジョージア経済分析ウェビナー『山中裕が語るForbesジョージア富豪100人』の第31弾を2026年8月下旬に開催することを発表しました。このウェビナーでは、『Forbesジョージア富豪100人』ランキング第70位に位置するテンギス・カパナゼ氏の経営戦略に焦点を当て、フランチャイズ事業における中長期的な企業価値を読み解きます。

Forbesジョージア富豪100人特集 テンギス・カパナゼ氏

テンギス・カパナゼ氏の経営戦略:所有と経営の分離、品質管理、垂直統合

テンギス・カパナゼ氏(54歳)は、ジョージア国内でマクドナルド・フランチャイズを運営するT&Kレストランズの持分10%を保有しつつ、ジェネラル・ディレクター(経営責任者)を務めています。残る90%はテムル・チコニア氏が保有しており、10%株主が経営を担う「所有と経営の分離」が特徴的な経営体制です。

T&Kレストランズは1997年12月16日に設立され、1999年の第1号店開業以来、約24年にわたり事業を拡大してきました。店舗網は、2021年末の16店舗から2022年末には21店舗、2023年には27店舗へと段階的に増加しています。2023年には物流センター1施設、従業員1,400人超を擁し、年間顧客数1,197万4,000人、平均注文額20.24ラリを記録しました。また、2022年には新規3店舗への投資として2,600〜2,700万ラリを投じ、同年2,400万ラリを国家予算に納付するなど、着実な成長を見せています。

徹底した品質管理と垂直統合

カパナゼ氏の経営において特筆すべきは、品質と垂直統合への徹底した姿勢です。ビッグマック製造においては98段階の品質検査を実施し、毎月の製品・サービス評価や覆面調査員によるサービス監視体制が敷かれています。この取り組みの結果、2022年には世界のフランチャイジー上位1%に相当する「フレッド・L・ターナー・ゴールデンアーチ賞」を受賞しました。

さらに、2021年にはジョージア・アルメニア・アゼルバイジャン向けのパン工場「Breadfield」を開業し、原材料供給の垂直統合を進めています。これは、品質の安定化とコスト効率の向上に寄与する戦略と見られます。

ウェビナーの主なトピック

本ウェビナーでは、以下の4つのトピックが詳しく解説されます。

  1. 10%株主が経営を担う所有と経営の分離: 90%株主のもとで、10%株主がジェネラル・ディレクターとして事業運営を担う構造を分析します。
  2. 98段階の品質検査とゴールデンアーチ賞: ビッグマック製造の98段階検査や覆面調査、そして世界トップクラスのフランチャイジーに贈られる賞の受賞が示す品質管理体制を詳述します。
  3. パン工場「Breadfield」による垂直統合: 2021年開業のパン工場を通じた原材料供給の垂直統合と、ジョージア・アルメニア・アゼルバイジャンへの供給網について解説します。
  4. 段階的で持続可能な店舗網拡大: 2021年16店から2023年27店への拡大戦略と、1,197万人超の年間顧客を支える運営基盤について考察します。

開催概要

  • 日時: 2026年8月下旬

  • タイトル: 少数株ドットコム代表 山中 裕「ジョージアについて語る」シリーズ:Forbesジョージア富豪100人 第31回『テンギス・カパナゼ――10%株主が経営を担う、マクドナルド・ジョージアの運営責任者』

  • 形式: オンライン配信(Zoomウェビナー)

  • 参加費: 無料(事前登録制)

  • 対象者: 外食・フランチャイズ・食品業界に関心のある経営者、所有と経営の分離や品質管理・垂直統合を学びたい投資家、ジョージアをはじめとする新興国市場に関心のあるビジネスパーソン

  • 申込方法: info@shosukabu.com 宛に、件名へ『「富豪100人シリーズ第31回」ウェビナー参加希望』と明記のうえ、お申し込みください。

今後の展望

『山中裕が語るForbesジョージア富豪100人』シリーズは、表面的なブームや印象論に惑わされることなく、客観的なデータと構造に基づき新興国資本主義の分析を進めることを目指しています。少数株ドットコムは、市場の歪みや未開拓の価値を見出す独自の視点により、持続可能な企業価値の最大化に貢献するグローバルインテリジェンスを提供していく方針です。

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