【神社離れが進む現代において「地域との共生」を目指す住吉神社】
地域で生活する障がい者の方々が年始の戎まつりにご奉仕!
地域の人たちに10万人参拝の「ねや川戎大祭」を支えてもらい地域共生を目指す
今、氏子や参拝者の減少など課題を抱える神社が増えている…。
そんな「神社離れ」が進む現代において、大阪府寝屋川市の住吉神社(別称 ねや川戎神社)では「地域との共生」を目指し、地元の障がい者就労支援施設「アンサンブル」の方々と新たな取り組みを実施する。
毎年、年始に行われ、10 万人が参拝する「ねや川戎大祭(ねや川の戎っさん)」を支える奉仕者として障がい者の方々に参加してもらうという大祭が始まって以来初の取り組み。
地元の障がい者の方々が、戎っさんの福笹作りなど祭りの準備を担当
住吉神社は毎年、年始の 1 月 9~11 日には「ねや川戎大祭(ねや川の戎っさん)」を開催。
市外・府外の方々も参拝し、その数は 10 万人を超え、神社を代表する行事となっている。これまでも地域の方々が参加していたが、2024 年の「ねや川戎大祭」には 神社近くに位置する、障がい者就労支援施設「アンサンブル」の方々が奉仕する!「アンサンブル」の方々は「戎っさん」に欠かせない “福笹”に 千両箱や鯛など縁起物付けなど、祭りの準備に奉仕する。
【ねや川戎大祭:概容】
◆日程:2024 年 1 月 9 日(火)~11 日(木)
※連日日中に「アンサンブル」のスタッフが準備を実施。
◆住所:大阪府寝屋川市木田町6−10
「神社が地域の”要”となり、今よりも近しい場所になれば良い」と話す。 住吉神社 宮司/桐山宏一(きりやま・こういち)
「これまで神社と縁がなかった方々にも、あらたなコミュニケーションをとることで、“地域との共生”を目指しています」と話すのは、住吉神社 宮司の桐山宏一。
桐山氏は、「“地域との共生”を実現することで、当神社だけではなく、神社が地域の“要”となり、地域の人々との距離が今よりも近しい場所になれば良い」と話す。