【食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」問題…】
日本では年間 522 トンの廃棄食材が発生している!
日本では年間 522t(推計)の廃棄食材が発生する。家庭からは食べ残しや期限切れの食品が年間 247 万 t 捨てられる一方、食品メーカーからは作りすぎ(売れ残り)や返品、規格外商品などが年間 275t 生じている。企業の食品ロス対策や食品を有効活用するソーシャルビジネス(社会問題を解決するビジネス)が始まっている。
【そんな中、廃棄された酒粕を地酒コスメとして復活させている企業「つつわび」】
酒粕と日本酒を配合したフェイスマスクが誕生
酒粕は酒蔵によっては廃棄をしている所もあり、何か使い道はないかと相談を受けたことが 製造をするきっかけとなった。
米どころ、酒どころの新潟にある酒蔵の酒粕と日本酒を配合した「新潟地酒フェイスマスク」。酒粕は抜群の保湿効果があるので、驚きの保湿効果と美肌効果が実現。男性でも効果が分かる!
*「つつわび」公式サイト:http://www.tsutsuwabi.co.jp/
【希少な生酒粕を贅沢にたっぷりと使用したホンモノの酒粕パック】
新潟地酒本生酒粕パック
酒粕は肌が喜ぶ成分の宝庫だが、扱うのが難しい。一般的には水で薄めてろ過した「酒粕エキス」として化粧品に配合されている。つつわびのフェイスパックには、エキス化することなく搾りたての生の酒粕をそのまま配合。蓋を開けると日本酒の香りがするほど生酒粕をたっぷり配合している。日本酒は香るほど配合、酒粕は見えるほど配合をコンセプトに地酒コスメを取扱っている。
日本酒業界を盛り上げるため、地酒コスメという新たな使い道で酒蔵を応援する
株式会社つつわび 代表取締役 鳥居 英夫
前職ではサプリメントの会社に在籍。酒蔵で出る酒粕を廃棄しまうという話を聞き、どうしてそんないいものをと思い、酒粕の分野に進出。その後、様々な酒蔵さんとやり取りする内に、日本酒の世界観にハマり、2018 年に起業することとなった。