30歳を過ぎたら需要がなくなる、という意味の「⼥⼦アナ30歳定年説」。実際にセカンドキャリアに悩む⼥⼦アナは少なくありません。フジテレビ系列の⽯川テレビでアナウンサーを務めた私・⼩野⽊梨⾐は、この春、テレビに出たい事業主とメディアを繋ぐ広報業を始めました。7⽉29⽇には、地元・愛知県半⽥市主催の広報セミナーに講師として登壇します。
誤解の多い⼥⼦アナのスキル
⼥性アナウンサーの⼀般的なイメージというと、話すのが得意、⾒た⽬に清潔感がある、親しみやすい、こんなところでしょうか。
後半2つには賛同しますが、「話すのが得意」という点は⾸を傾げます。私・アナウンサー暦13年の⼩野⽊梨⾐は、⼈を惹きつけるようなトーク⼒があったり、聞いたら誰もが買いたくなるようなプレゼンテーション能⼒に⻑けている⼥⼦アナに出会ったことがほぼありません。
彼⼥たちは、原稿を読み、わかりやすく伝えるパフォーマンス⼒に⻑けているだけで、台本のないフリートークは苦⼿。まして⾃分の⾔葉で魅了するようなスキルを持ち合わせていない⽅がほとんどです。
⼥⼦アナの気づかいと空気を読む⼒はピカイチ!
では⼥性アナウンサーが得意とするスキルとは何か。それはコミュニケーション⼒です。
⽇々さまざまな現場で初対⾯の⼈から話を聞いたり、番組ごとに違うスタッフとともに制作したりする中で、圧倒的に察する⼒や場を和ますムード作りが鍛えられます。
だから、⼥性アナウンサーは発せられた⾔葉に対してしっかりとリアクションをとるし、忙しなさと緊張感漂う本番前でも動じず、番組に華を添えることができるのです。
アナウンサー業務の得意分野はそれぞれですが、やはりコミュ⼒⾼い系が多いと感じます。
スキルに気づかず肩書きにしがみつく⼥⼦アナ多し
しかしそんなスキルに気づかぬまま、年齢やマンネリを理由に出演者としての第⼀線を去ることになり、結婚を機に退職したり、趣味程度の仕事量にしか恵まれない元アナウンサーがたくさんいます。
かくゆう私も、その⼀⼈でした。アナウンサーという肩書きにしがみついて芸能事務所に所属しているのに、ほとんど仕事にありつけない。マイクを握ることすらできない⾃分に劣等感を感じる⽇々を送っていました。アナウンサーとして培ったスキルは、テレビでニュースを読むアナウンサーとしてしか⽣かせないのか。そんなことはありません。
⾃分のアナウンサー⼈⽣13年で最も培われ、喜ばれてきたのは、このコミュ⼒の⾼さと物怖じしない舞台度胸ではないか。テレビに出る仕組みも、テレビに出る喜びも知っている私だからこそお役に⽴てることがあるはずだ。そう気づき、司会業を続けながら、現役アナウンサーとして、広報業をスタートしました。
⼥⼦アナ直伝!攻めの広報セミナーを実施(7⽉29⽇)
実際に⿃取県でケーキ屋を営むお客様のマスコミ広報を代⾏させていただいたところ、広報代⾏1ヶ⽉でTBS系⼭陰放送の報道番組での特集に出演。放送内容がYahoo!ニュースに転載。
(※1)中国新聞にも掲載(※2)と、結果を出すことができました。
※1)https://news.yahoo.co.jp/articles/fafdd806565dfd271de71661c61add66ec62cea1
※2)https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/191606
こうした成果により7⽉末には地元・愛知県半⽥市主催の事業者向けセミナーに講師として登壇します。
広報アナウンサー ⼩野⽊ 梨⾐(おのぎ りえ)
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